枡野さんの。あんまり期待してなかったけど、めっぽう面白かった。でも、これの2作目はかなり大変なのではないか。
サンボマスターは大好きだけれど、できれば木になる女の子にはサンボマスターを聴いていることは内緒にしておきたかった
添えられていた手紙の文面を思い出して、恥ずかしさのあまり大声を出していた。
「デザイナーになる方法を教えて」と訊くような子はなれないでしょう
トランプゲームの大貧民のように、持てるものはいつまでも富を増やし続け、弱いものはますます何かを失っていく、それが人生なのか。
昔読んだ安西水丸の小説に書いてあった気がする。風邪をひくのは何かを放棄したときだ、と。
手荷物の重みを命綱にして通過電車を見送っている。
葬式は生きるわれわれのためにやる 君を片付けて生きていくため
なつかしい夢しか好きなものがない あなたもはやくなつかしくなれ
これからもきっといろいろあるけれどいつかなつかしんなら愛だ
その子と舞子はある日の歌会にほとんど同じ内容の歌をそれぞれ提出した。それで俺の二股がばれてしまったのだ。俺がどの女にも、おんなじぴロートークを聞かせていたせいなのだけれど。
ひらかないほうのとびらにもたれれば僕らはいつでも移動の途中
坂の多い街に生まれ育った で 君の生い立ち話は終わる
ブラひもがみえることとか そのひもがみせるためのであることとか
それなりに心苦しい 君からの電話をとらず変える体位は
向こうから歩いてきてる人たちの笑顔のわけがよくわからない
焼きたてのパンを五月の陽だまりの中で食べているようなほほえみ
だれからも愛されないということの自由気ままを誇りつつ咲け
ミラクルで奇跡みたいなミラクルで奇跡みたいな恋だったのに
神様はいると思うよ 冗談が好きなモテないやつだろうけど
何もないところで転んだときとかは何を恨めばいいのでしょうか
先っぽをしゃぶってもらう時にだけ愛されていると実感できた
しゃぶるのをやめては僕がどんな顔をしているのかを確かめる君
毎日がバレンタインであったなら「イエス」「ノー」だけ言えばいいけど
恋人はいてもいなくてもいいけどあなたはここにいたほうがいい
ゴディバよりチロルがうまいという人と舌をからませ悔やんでません
あきらめた夢のひとつもある方が誰かに優しくなれる気がする
君はぼくのとなりで僕に関係ないことで泣く いいにおいをさせて