半島を出よ 上 (1) (幻冬舎文庫 む 1-25)
posted with amazlet on 08.01.14
村上 龍
幻冬舎 (2007/08)
売り上げランキング: 9521
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おすすめ度の平均: 

よく取材している
近未来小説の傑作
作家の腕力が生みだした傑作!、続編を期待するのは欲張りだろうか?さすが龍さん。
読めば間違いなく面白いのをぶち込んでくださいます。ただ、読もうとするまでテンションがなかなかあがらない。
相変わらず鬼のような描写と、「ぐっと」くるエピソード、そして壮大の構想力には感服。もちろん、この壮大な話を裏付ける情報の収集・集約も圧巻。
極度に不安定な状態の物質が急激に安定しようとするという概念がタケグチは気に入った。
そもそもおせっかいという言葉を使った瞬間にイシハラはカネシロを打ち負かしていたのだ。
重要なのは質問で、横川はそのことをソウル支局で学んだ。
基本的に政治は対立を前提とする。
いずれ日本政府は福岡を見捨てるに決まっているとモリは思った。何かを見捨てようとしている人間はそのことに触れようとしないものだ。
でも、その原因はまだわかっていないんだけど、中南米のジャングルから離れるとカエルの毒は消えてしまうんだ。
何かを選ぶといういことは何かを捨てることで、それがあんたにはわからなかっただけだとそうい思ったが・・・。
若い母親はある時期、子供のヨダレやオシッコやウンコにまみれながら過ごし、動物的な母性を獲得していくのだとある育児書に書いてあったが、まさにその通りだと思った。
