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たとえば義父に頭を割られたときもそうだった。あとになって謝罪した義父を戸松はあっさりと許した。理由をきくとこうぬかした。「あれはべつにおれが憎かったわけじゃなくて、おれの頭にとまったハエを追い払おうとしただけらしいんだ。」
何かの本で指先に嘘をつかせるのは難しいと読んだことがある。口でイエスと言っても心がノーならそれは指先に必ずあらわれるらしい。
イジーにとっての自由とは永遠に自由になれないことを自覚するところからはじまる。そうすればクソまみれのレールだろうがなんだろうが、音速で駆け抜けられる。
噛む噛まないは犬のほうの問題でどう噛まれるかは自分の問題だ。どうせ噛まれるなら、逃げないほうがいい。
一番弱い奴を最初に徹底的にぶちのめすんだよ」「そこまでやるか、ってくらいにな。
自分は清廉潔白なのだという自己暗示は0.6秒でかかった。
「労働組合でも作る気?いっそ熊と手を組んで革命でもやったら?」
モモに掃除腑のジイサンがでてくる。名前はペッポだがバッポだが、とにかくそのあたりの無垢と卑下が同居したような名前だ。
Life is picnic 人生楽勝
それがなにかを詮索するつもりは毛頭なかった。合理的な説明はフロイトにでもまかせておけばいい。
つまり選択肢をともなわない行動では、人間、決して前には進めないわけよ。時間に解釈を委ねるんなら泣き寝入りすればいいだけど、積極的に物事を解決していきたいわけね。だからぁ、最悪の選択肢もほかの選択肢と同じように扱いたいの。とどのつまり、それができなきゃさ、もう悩むなってことよ。
売春婦は男が金を払ってでもやりたい女で、淫乱女は音に金を払ってでもやってもらいたい女なんだって。
己の性向と社会的な価値観が矛盾をきたしたとき、最後の最後には自分を解放すべきだということを身をもって教えてくれたのは、酒をかっくらって、フェラされながら時速100キロで天国の門を突き破った親父なのだ。
ネズミでさえもこうも違う。りきは思った。人間とてもそのいる場所で価値が決まるのだ。
