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ALONE TOGETHER

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posted with amazlet on 07.04.29
本多 孝好
双葉社 (2002/10)
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★★★★

やっぱり本多さんは面白い。

終電逃して彼女の家に言った主人公が彼女に言われる。

「今日はどうしたの?」
「人と会ってて終電がなくなっちゃったんだ」
「人?」

「女の子」

「可愛い子?」

「まぁまぁ、かな」

よしよしとうなずいて熊谷は笑った。

そして彼女はこう言う。

「可愛くもない女の子と話しこんで終電を逃すような間抜けはうちに泊めたくない。


たぶん行動規範が似ているからだと思う、と僕はいった。「ある種の条件のもとでは決められた行動した取れない。光を見つけたがみたいにね。~だからある種の条件のもとでならお互いの決断を絶対的に信頼できる。

知らないの?人生って綱渡りなのよ。
「子供は三歳までであらかたの親孝行を済ませているという考え方もあるそうです。」
「つまり?」
「つまり、3つまでの可愛さで親は十分に喜びを得ている。だから、その後、どんなに子供に苦労させられても、その記憶を頼りに子供を愛する事ができる。
「やりまくりたい」と僕は言った。
「女の子はもう少し言葉を慎んだほうがいい。せめてしまくりやいとか。

「することが変わるわけじゃないでしょ」とサクラは言った。

もっともな意見だったがそんなことを言ってしまえば大概の物語と音楽と絵画はその存在意義をなくす。
空の青さに涙流していられるほど大人は暇じゃないんだ。
たぶん半年の時間をかけてゆっくりと熊谷はその静けさをなじませていったのだろう。
ある種の事柄はそれが語られるにふさわしい場所と時間を必要とすると思う。と僕は言った。
それともいまどきの中学生はみんなそういうパンツをはいているのだろうか。あるいは僕が知らなかっただけで、僕が中学生だったころも、同級生の女の子たちはそういうパンツをはいていたのだろうか。だとしたら僕はずいぶn孫をしたことになる。アノ頃、隣に座っている女の子がそんなパンツをはいていると知っていたら、僕だってもうちょっと緊張感のある学校生活を送れただろう。
「正論ですね」と 僕の声はいった。
「けれど、僕の知る限り、人は正論では動きません。
僕の足は熊谷の体重を支えるために存在していたし、僕の腕は熊谷の体に回されるために存在していたし、僕の胸は熊谷のおでこを受け止めるために存在していたし、せかいは僕らが抱き合うこの一種運のために存在していた。
才能というものが自分の力を信じきることできる能力だとするなら、彼女にはソレが賭けていたのだと思います。

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2007年05月11日 16:23に投稿されたエントリーのページです。

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