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2006年10月29日

月を取りにいけ

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人生は決断の連続だ、
 と昔の偉い人は言ったそうだけど。

まぁ、ある意味、それは正しいのだろうと思う。
例えば、昼飯を食べるか食べないか、さえも決断なのだから。
あるいはあと10分寝るか、もう起きるか、なんていうハードボイルドな選択を
我々は選び取っているわけで。

しかしながら。

しかしながら、でも、やっぱり、それってば一側面でしかない。
選択、あるいは決断っていうものにも大小があって、
全ての選択肢が須らく等価なわけではない。

それは、選択肢の中に正解、不正解があるというわけではなく
選択肢自体に重みがある、ないがあるように。

つまり、英語のセンター試験だったら
発音問題はわからなければ飛ばさないといけない。
あんなのに時間かけちゃいけない。
どうせ正解したって2点とかでしょ?
それなら読解に時間を使うほうが良い。
いわばそういう事だ。

そんなこんなで
私は飯屋で、メニューを決めれないことの言い訳にしているんだけど
誰にも何ら響かないらしくて、やるせない。

でも、決断ってば、とても力のいることで、
それこそ、その決断が、自分の一生にのしかかってくるならば、
その決断の決めやすさ云々の問題を超越したところにこそ、
その問題の重さがあることに僕らは気付く。

つまり、人生では設問/選択肢の連続とはいえ
どの選択肢をとっても、体勢に影響のない選択肢だらけの日々で
それこそ、昼間にサンドイッチ食べようがおにぎり食べようが
Who cares なわけで。

でも、極稀に、ファンキーな選択肢が目の前に出されて
我らは戸惑うわけである。

で、その選択肢にも回答の仕方ってば二種類あって。

一つはFeeling。
いわば、Let it be
思いつきで瞬殺する。

もう一つは、ちゃんと考えちゃうって奴で。
その考えるベースは何だっていいんだけど、
PLを考えたり、ロジカルに考えたり、あるいは、状況を鑑みたり。
ともあれ、色々、条件を考えて、その結果、ある種の数的に
結論を導き出す。

でも、実はこの2つは背反するものではなくて
綿密に関連しているものでもあったりするんだけど
でも、まぁ、表向きには2つあるわけで。

でも、実は重要な問題こそほど
前者のように選んだほうがいいんじゃないかと思う昨今で。

それは勢いやノリとはもっと違う。
本能的に存在するイニシエからの価値判断に従うというかなんというか。

だって、前者でNGが出て、後者でGOが出た選択肢ってば
HAPPYなの?というと、甚だ疑問で。

例えば、セネガルに行くか、行かないか考えて
フィーリングでは行きたくないのに、
色々勘案して行ったほうがいいというところで
それってばどうなのよ、と。

そう考えると
決断方法2ってのは、
実は、決断方法1の裏づけというかフィルタリング精査のための判断基準ではないかと思うわけで。

でも、人間ってのは厄介で
FeelingでGOならば
ロジカルにも、GOと結論づけたくなる生き物で、ああおばかちん。

で、そんなこんなで、
私個人的に、難儀な選択肢を選ばざるを得ないときは
自分の中で選ぶための確固たる基準を作るに至った。

あるいは、知らぬまにその基準に従っていたのだけど、
その裏づけを、やっと取れたというか。
確か今年の冬だったような気がするのだけれど。

言うならば、
月を取りにいけ、と。

なんというか、それを故人の言葉で言うならばこういうことなんだろうと
思うのですよ。

月を取りに行くって、いい言葉じゃないですか。
浪漫と風情が共存している。
日本人にとっては、竹取物語の意匠まで含まれて、
あるいはアポロの奇跡さえも喚起させて味がある。

かのルーズベルトさんの言葉なんですけどね。

月を取りにいけ

そして、こう続くのです。

たとえ取りそこねても、そこから星を目指すことが出来る

投稿者 kaz : 2006年10月29日 23:11

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コメント

たしかに。
月を取れる場所で輝く星屑を掴んで人生を考え直しています。

投稿者 さわだ : 2006年11月02日 16:03

幾つか(というか実際にはinteremediaireは一つ)BLOGを飛んでやってきました。
はじめまして。

「月を取りにいけ」
本当に美しい言葉ですね。
あまにも心に残ったのでコメントさせていただきます。

投稿者 yugo : 2006年11月02日 18:23

なんとなくAB型と関係してる気がします。
非常に重い決断の時は即決即断即行動、しかし昼飯のようなどうでもいい事が決められない。

もちろんロジカルにじゃなくてフィーリングで至ったアイディアです

投稿者 yan : 2006年11月03日 00:02

>さわださん

この名言のミソは
星がどの星か解からないところにあるように思います。笑
コメントありがとうございます!

>YUGOさん
はじめまして!
お言葉ありがとうございます。
美しい言葉好きとして嬉しい限りです。

>yanさん
笑ってしまいました。
確かに、そうなのかも知れません。
勉強になります。笑
切れ味鋭いコメントありがとうございます!

投稿者 原田 : 2006年11月03日 17:23

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