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2006年02月04日

リヴァイアサン:ポールオースター

いきなり名作シーンシリーズ。

個人的に、
春樹と並ぶほど愛読している作家
ポールオースターの最高傑作
「リヴァイアサン」より

Amazon.co.jp:リヴァイアサン新潮文庫: 本

しかし、あれですね。
自分の好きな名言を公開するってほど
恥ずかしいことないですね。

そういうのに限って、他人には共感を呼ばないことが
往々にあるし。

まぁいいや。

んと、サックスっていう孤高の主人公がいるのですが
その彼の独白。



まっすぐに彼を見据えたまま、涙が頬をながれるままにしていた。

そこに涙があるのを認める気がないように、手も触れもしなかった。

プライドの高い泣き方だ、とサックスは思った。

苦しみをさらけ出す涙でありながら同時にその涙に屈することを拒んでいる。

リリアンがこれほど懸命に自分を失わずにいることにサックスは敬意を抱いた。

涙を無視する限り、涙を拭い去らない限り、その涙が彼女を辱めることにはならないからだ。


なぜ、このシーンが好きかというと、
この「涙は自分が認めないと、それは涙に屈服したことにならない」
という仮説であります。

これは、あらゆる物事に適応可能ではないのだろうか。

例えば、会社で
くそな仕事させられたりした時にも応用聞くのではなかろうか。
ともあれ、何かしら山田詠美的な匂いもします。

また、涙関係の名言では
桑田大先生のC調言葉にご用心という歌の中のこのフレーズ。

恋をすればするほど、女の泣いた顔に冷めてく

という鬼のようなフレーズがありますが、
しかし、まぁ、なんというんですか、
これは別段、女を男に置き換えても良いのではないのでしょうか。

非常に情緒があるセリフだと思えます。


じゃあ、最後に、もう一個
僕の名言ライブラリ@Excelより涙関連で1個

メアリウルストンクラフト より。

涙は、美しい頬に流れるときにしか雄弁ではない

 合掌。


#一気にブログのエントリーをいくつUPできるかを実験してみたのですが
最初にUPした記事より、80分後が今で、その間にUPしたのが6本。
1本目にかかった記事が10分とすると、
1本あたり、15分もかかっているという計算になりますなあ。

定期的に続けるには、10分以内にしなければキツイ。
 前はもっと早かったのになぁ・・・

投稿者 kaz : 2006年02月04日 10:01

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» ポール・オースター「リヴァイアサン」(1/2) from make myself just as hard
自分が信じることをはっきり示して、うまくすれば、いままでの僕にはできなかったような変化を世に生じさせることができるんだ。 … 僕は統一原理を見出したのであって、このひとつの理念が、僕という人間の、ばらばらに壊れた断片をまとめ上げてくれるにちがいない。生まれてはじめて、僕は十全な存在になれると思った。 ポール・オースター『リヴァイアサン』(新潮文庫)柴田元幸・訳 全米各地にある「自由の女神」のレプリカ像がつぎつぎと爆破される奇妙なテロ事件が起きる。新聞社に小洒落た犯行声明を送りつける犯人「自由の怪人」の正体を、作家ピーター・エアロンは知っていた。犯人はピーターの無二の親友で、か... [続きを読む]

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