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2006年01月31日

反権力も権力である

tv.gif


まがりなりにも
「メディア」と名のつく場所で、
メディアを学んできたものとして、
メディアには、とても興味がある。

先日、A美のブログにもコメントしたのだが
メディアで思い出すと最初に出てくるのは、筒井さんの言葉だ。

彼は言う。

マスメディアの価値は、権力の監視にある、と。

(もちろん、大石先生は、別の見方だけれども
現代ニュース論


しかし、そのメディアが、いまや
司法・行政・立法の次における、第四のメディアに
なってしまっている、と筒井氏は言う。

曰く
「反権力も権力なのだ」という慧眼。

この言葉の持つ意味はとてつもなく、大きいような気がする。

参考:
KNN神田さんの記事

livedoor ニュース - テレビ・ニュースの作られ方・・・


しかしながら、
別段、マスメディアを糾弾するつもりはないし、
そういうものだ、と考えている。

では、今回はマスメディアの代表の1つとして
テレビを例にとって考える。

テレビは、スポンサーからの広告費によって成り立っている以上、
第一にスポンサーの意向が強権であり、
第二に、視聴率を稼がないといけない。

どちらを破ったとしても
「営利目的」の組織である以上、
退路はない。

そして、
第二の視聴率を稼ぐことの裏にあるのは、
その視聴率は「市民」が提供しているというスキームである。

その

1)TVには視聴率が必要だ
2)視聴率は市民の視聴という変数に依存する

ここでは、三段論法により

3)よって、TVは、市民という変数の影響を受ける。
(ただし、その方程式は未知数)
TV=X(市民×視聴時間×視聴頻度)+α という程度だろう。


問題は、ここのX。
つまり、期待値である。

TV番組は流れるまで、
その視聴率が、どうなるかは読めない。
(原則的に)

それゆえ、あくまでも「予測」で成り立つ方程式である。
そして、そのX(期待値を含んだ予測としての変数)は、
視聴者が欲しがる番組という変数Yに強く影響される。

つまり

X=視聴者のニーズ(Y)+広告(Z)+Β

というようなものである。

そこで、Xに上記を代入すると

TV=(視聴者のニーズ(Y)+広告(Z)+Β)(市民×視聴時間×視聴頻度)+α

となるわけで、市民、広告、視聴時間、視聴頻度、そして未知数αΒが定数だとすれば、
(時間やコストのMAX値から少なくとも、範囲を定めることは出来る。
α、Βはこの仮説上では誤差の範囲なので無視)
結果、

TV=視聴者のニーズ×定数T

となり、TVは、視聴者のニーズによりレバレッジが効きまくるという結果になる。

cfレバレッジ効果�-�[マネー用語集]All�About

つまりは、結果的に、TVは視聴者のニーズを反映しているという構図がなりたち、
もし、TVの流すものに問題があるならば、
それは、視聴者のニーズという変数に問題があるのではないかと
最初に考えるのは、合理的な思考プロセスである。
 という帰結を得る。


===

さて、もちろん、上記は全てブラックにしてはセンスのないジョークだが、
メディアは、やはり、興味深い研究対象だなぁ、と思った次第。
 メディアコムで学んだ者として、上記のような達観は、さすがにすることは出来ないけれど。

懐かしいですわねぇ・・・
メディアコム:三田祭トークイベント


===

蛇足の参考
日経ビジネス EXPRESS : 金持ち、勝ち組、インテリはテレビなんか見なくなった

投稿者 kaz : 2006年01月31日 19:13

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» マスコミへの懐疑 from [Diver's Orbit] 〜酒井一樹のIR〜
http://www.kazlog.jp/にてメディアに関する記事を読んで、思うところがあったので記事にします。 http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1675741/detail ↑をニュースを見てみてください。 どの局も、取材時点の前で、報道したい演出を決め込んできている。そのキーワード以外は何を訴求してもムダだった。テレビはやはり、ビデオでなく、生出演でなければだめだと思った。 全面的に、同意です。 テレビにしろ新聞にしろ実際そんな感じだというのが 取材受けてみての印象。 要は視聴者が求めてる内容でなくてはならない。 ある種面白みがなくてはならない。 顧客志向とでも言えば聞こえは良いが、 とても事実を報道しているとは言えないのがマスコミだと思います。 最近よく、 「ニュースなりドキュメンタリーで取り上げられるのって 名誉ではあるかもしれないけど 必ずしも取り上げた対象の中身を保証するものではない。」 と思います。 たとえば学生起業家がどうのってニュースがあって そこに学生起業家が登場していた場合、 ・その人物が学生起業家という「肩書き」を持っている事 ・そしてその番組の方針に沿ったコメントをしてくれるかどうか メディアを作る人たちにとって大事なのはこの2点です。 この2つが満たされていれば他はどうでもいいというのが 正直なところではないでしょうか。 もちろんマスコミ関係者をそのような方向に走らせているのは その視聴者なわけですが、どちらにしろテレビや新聞で伝えられる 事は予想以上にバイアスがかかっている。 鵜呑みにせずなるべくなら自分の目で確かめる姿勢、 それが無理ならせめて色んな角度からの意見に耳を傾ける姿勢 は大事にしたいものです。 さて、記事の結びとして 最近僕が言われて大変腹のたった言葉を紹介します。 「えー、それでは今からミーティングを始めていただきたいんですけども、  我々の趣旨と違った話になったら  こちらで(ミーティングを)止めさせていただきますので、  よろしくお願いします。」 これは、少し前にDachinco!のミーティングに某公共放送の方々が 取材に来られた時の発言です。 …人様の団体のミーティングをなんだと思ってるんだ。一体。 [続きを読む]

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