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2008年の12冊

さて。個人的に毎年行っている「その年に読んで面白かった小説」まとめ。

四年目になりますやろか。この「読んだ本」に自分の本メモを入れているんだけど、去年は100冊ちょっとしか読めておらず。どうしてもビジネス系が多いので小説は半分以下だろうか。ということで6位までにしました。タイトルの12冊は仕様。

あとテンションあがるかは人次第なのでご注意下さい。

ともあれ、過去のは以下。

■6位: 新堂冬樹 「女王蘭」

これも、すすめられて読んだ一冊。

キャバクラなどが舞台だが、ストーリーが面白くて(どろどろして)、楽しく読んだ。

» 女王蘭 (読んだ本)

■5位: 大崎 善生 「ロックンロール」

パリを舞台にした恋愛小説。

切なさを書かせたら、大崎さんつよし。昨今、毎年ピックアップしてる気がする。

以下の最後の引用が白眉。

僕もわからなくなると真夜中に台所に立って鍋を磨く。一時間も二時間も。本当だよ。
それにきっとこの世にはヒステリーという名前のバス停を持っていない女の子だって存在しているに決まっている。
こうして僕たちは欲望の坂道をただ転がっていけばいいのだ。その先にあるものを恐れることなかない。ただ石ころとなり転がり続ければいい。
アメリカの小説にあったような気がする。この世の正しいことの全てはシャワーを浴びた後にされることだ。

» ロックンロール (読んだ本)

■4位: 志羽竜一 「アムステルダム・ランチボックス」

一気に読んだ。会社で、べにぢょだか西川さんにすすめたところ、楽しく読んだとのレビューをもらった気がするので、それなりに万人受けするのではないかと想います。

» アムステルダム・ランチボックス (読んだ本)

■3位: 西村 健 「ビンゴ 」

ダイハードを小説化したら、こうなります、というような感じ。

バイオレンスあり、人情あり、一気に読まされた(好き嫌いは激しいと想うのでご注意)。

ビンゴから考えると、七冊になるのかな?すごい分量だけど、すぐ読める。3人が主人公で、それらの物語が1つづつ。そしてその3人の主人公が絡まる物語が四冊分。

最後は、カタルシスを憶えずにはいられない。平成版バイオレンス戦国時代物語というか。

» 劫火4 (読んだ本)

» 劫火2 大脱出 (読んだ本)

» 劫火1 ビンゴR(リターンズ) (読んだ本)


■2位: 真山 仁 「ハゲタカ」

友人にすすめられて読んだ「ハゲタカ」。その人のおすすめはホボ、外れることはないので迷わず買った。案の定、べらぼうに面白かった。

ハゲタカ2も併せて四冊の物語で重厚。でもあっという間に読む。ドラマ化されたらしいけど詳細不明。

ストーリーはハゲタカファンドの物語。実際の日本の出来事などもうまく絡ませているので、その辺にも興味あると、とても面白い。

なお「虚像(メディア)の砦 (読んだ本)」はイマイチ。マスメディアが舞台。

以下、少し引用。

わたしはフェアとラブって言葉が一番嫌いよ。どっちもこの世にあった試しがないんだから。

» ハゲタカ2 (読んだ本)

» ハゲタカ (読んだ本)


■1位: 中村 航 「リレキショ」

あくまでも「村上春樹好き」として、とても面白かった。

ストーリーは当然ながら、言葉使いや表現、エピソードが刺さる。なお「100回泣くこと」はソコソコ。

概要としては、主人公がリレキショ作って、ガソリンスタンドで働き始める。で、そこで恋する相手がみつかる。あとは姉と姉の友達が主要人物で物語はすすむ。

なんてことのないシーンたちだけど、こうも絡まると素晴らしい一冊となる。

» リレキショ (読んだ本)


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