土曜の朝からこんな話題で恐縮です。
先日、映画を見ていた。「アイデン&ティティ」を。邦画である。
で、そこで、普通のセックスシーンがあった。普通の20代の若者と女の子の。で、それを見ていて「あ、なんだか新鮮」とか思ってみた。
いまさ、世の中に溢れている「他人のセックス」ってば、AVなどの激しい虚構の世界か、あるいはハリウッド映画などの「ドラマの世界」でしょ。いずれにしたって装飾されすぎている。
いくらハリウッドがリアリティを追求するセックスを書いたところで、ゴムを付けるタイミングに逡巡したり行為中の眼鏡の位置などに関しては深堀りしないわけですよ(する場合もあるが例外)。
そう考えると、我々は人の「等身大」の他者の性交を見ることはないのではないか?とふと思ったのですよ。
そりゃさ、ハプバーだか乱コンとかだったらあるかも知れないよ(しらんけど)。でもそれっても、やっぱり等身大ではなくて。きっと。
つまりさ、何が言いたいかというと、普通の男女が他人の目を意識することなく行っている交わりというものってのは、基本的に見る機会がない、というわけであるよ。
だから、もしかすると自分のその行為がひっじょーに独特な可能性があるわけでしょ。
よく考えたらさ、あれってば「本質的には」シンプルだけど、プロセスとか装飾とか技巧とか振る舞いってのは多種多様で。
たとえばさ、たとえばだけどー、んー、なんだろうな。服の脱ぐタイミング(脱がせるタイミング)とか、後戯をどうするかとか、最中に目を開けるのかあけないか、とかさ。こういうのにはきっと人それぞれの個性が思い切りでるんだよ。
で、面白いのは「相手にとっては」それが独特ってわかる可能性があることなんですよね。カップルはカップルとして独立しているわけではない。男女別々の知識があり(経験があり)、そこには情報格差が存在しているのですよ。
だから、たとえば自分が独特なところがあるとする。で、相手の女性がバージンだったら、「そういうもんか」で終わるかも知れない。でも、相手がすでに10人くらい経験していたとする。そうすると相手は10人のサンプルと比較して、その独自性をマッピングすることが可能なわけです。
そこで、女性が男性に「それユニークだね、ぞなもし」ってな感じでフィードバックしなければ、その男性は永遠にわが道をつっぱしるわけですよ。多分。よかれ悪しかれ(多分、良かれだと思う)。
で、そう考えると、なんてイリュージョン!
お互いの経験や知識や目的なGスポットが違うのに、それでも地球は回っているわけですよ。まぁ、その前提には「そう大きくずれても、本質的には違わない(=やるこた同じ by奥だ民雄)」というものがあるからだけど。アートだね。アート。もはやアート。
あ!いま、ふと思ったけどさ。世の中の何かしらの行為ってのは人のを真似て上手になるわけでしょ。空手とか、プログラミングとか、アートとか。なんでも。
そう考えると、セックスも他人の良い点は真似る必要があるということ?それで思い出したのが、今のやろうどもはAVのセックスが本当のセックスだと思い込んでしまっていて、そのAVを本当にしようとするからジョークにもならない、という話を聴いたことがある。
たとえば駅弁だとか顔へのオイタだとか高速ほげほげとか、なんかそういうハードコアというか、いやまぁ、まだその辺はソフトなのかも知れないけど、そういうアバンギャルドなセックス2.0的な行為ですよ。そういうのは間違った真似方だけど、でも、よく考えたらAVとかからも学べることも多いのかも知れないですね。
で、さらに思考は飛躍したのだけど、今ってさ、エロって世界に氾濫しているわけじゃないですか。それこそノートパソコンというちっさいディスプレイの中に無限の宇宙が。ウィルスと共に。
感慨深いよね、とか書くと、オッサンぽいけど。やっぱり、子供の頃はさー、エロってば段階があったじゃないですか。ジャンプの「ビデオガール」からヤングジャンプとかヤングマガジン。そして、エロ本の自動販売機とかクリームとか。それと平行してギルガメッシュや大人の絵本。AVに手を出すのは、中学生にはハードルが高かった。AVもさ、ちゃんと順序を経るわけですよ。多分。
なのに、今はいきなりカリビアンコムでしょ。いきなり無修正。しかも、大容量。高画質。さらには、あの買う時や借りる時の恥じらいがまったくない。
どういうことかと。そんな、あの壁を乗り越えずして大人になれんよ?いきなりカトウタカ大先生の洗礼を受けるわけでしょ。そんなのが大人になったら、あれですよ。もう失われた世代は完敗ですよ。
まぁいいや。
で、まあ、なんだっけ。そうだ。他人のセックスを見て良いところはまねるほうがいいのではないか仮説。そこから、じゃあ、スワッピングですか、乱交ですか、そうですか。というプロセスを検討したのだけど、さすがにしんどいな。それはないな。
難しいね。じゃあどうしたら良いのだろう。あ!よく考えたら見なくても話ではしているんだよね。多分。酒の席とかで。そうか。そこで皆はお互いの知識をシェアしているのか。そこで情報格差が是正されているわけだな。
でも、まぁ、気付かないところはずっと気付かないのだろうね。パピコの発音がパピコだということが気付かないように。
まぁ1つ言えるのは、諸君、爪はちゃんと切ろう、ということだ。

コメント (4)
みんなが変態であるということは確かですな。
だから相対的にはみんな正常かも。
投稿者: ヒマナイヌの川井 | 2007年02月24日 18:43
日時: 2007年02月24日 18:43
ですよね。
「この世の中には考えられるだけの変態が存在する」という明言があった気がします。変態なのが普通なのかも知れませんねえ。
じゃぁ友人の「なまず(謎)」という性癖とかもありですね。コメントありがとうございます!
投稿者: 原田 | 2007年02月24日 20:34
日時: 2007年02月24日 20:34
ほんとそう!
多種多様
女の人は経験もされど
SEXの勉強ははて
何でしているんだろう
投稿者: リョウコ | 2007年02月25日 00:12
日時: 2007年02月25日 00:12
女の人は天性なんだよ、きっと。間違いない!だろっ。
投稿者: 原田 | 2007年02月25日 21:16
日時: 2007年02月25日 21:16