« 2006年12月 | メイン | 2007年02月 »

2007年01月 アーカイブ

2007年01月03日

年越し徒然

newyer.bmp


31日
9時ごろの飛行機に乗る。着席した瞬間寝る。徹夜明けでやむなし。起きると関空。JRに乗り込む。実家に電話。「10時半ごろ和泉府中の駅に迎えに来て」と連絡。再び寝る。携帯の目覚ましで目が覚めると駅。おとんが車で迎えに来てくれている。車に乗り込み、一路実家へ。途中で道に花束がある。女子高校生が事故に合ったとのこと。どう考えても事故なんてやりきれない。飲酒運転や違法駐車で騒がれている昨今だが、もっと交通法は厳しくすべきではなかろうか。両方の側面で。まず入り口を厳しくする。同時に出口を厳しくする。つまり、免許取得および維持のハードルを高く。および、重罰化。まぁともあれ実家に到着。犬ころに挨拶。ほえなかったので良しとする。しかし大阪、なんでこんな寒いあるか。夏は暑いし。そら東京一極化するわ。ともあれ、ねむすぎて寝る。部屋に戻り布団が極楽。飯が出来たとかで起こされる。非常にねむい。ゼンザイというものを食す。これ苦手。ぐえっとなる。ヘビィ。ヘビィ。そして、原稿に取り掛かる。夜まで原稿。3時間ほどで少し疲れて岡崎京子を読む。「i wanna be your dog」。相変わらず名作過ぎる。泣ける。そして再び原稿に戻る。合間に日本橋ヨヲコのバシズム。でも学生のころより感動は減ってしまった。なぜか。コタツ暖かい。至宝。平和賞。そして晩飯との合図がオカンより。何食べたか?忘れたが、多分、そばとかなにか。ああ、そばそば。暖かいそば。わさび入れすぎた記憶がある。時に味覚は上手さよりも激しさのほうが記憶に残るという点を覚える。そして、再び部屋に戻り原稿。飽きて、携帯で写真を撮って人に送る。携帯で取った写真を送るのは初めてではないか?嘘?モブログはしているけれど。で、再び原稿。トイレに行くときに階下におりるとおとんが格闘技をみている。K-1?プライド?寝技があったので、プライドか(後でHEROと判明)。「えー」といわざるを得ない勝負が多くやきもきする。原稿を続ける。知らない間に年が明けていた。メッセで誰かのステータスが「あけましてほにゃらら」になっているのに気付く。めでたくねえよこんちくしょう、とぼやきながら原稿を続ける。そして、おとんが謎に「風呂いこう」と言われて「すわトルコ?」と思ったが、近所のスパワールド的なにかしらだった。年内のチケットがあるからあまっているので消化するのだという関西人的思考。まぁ、風呂もよかろうと同行。車を運転する。そして露天風呂に入る。「おー、すばらしい」と感銘を受ける。さっさと出て、おとんたちを待つ間に読書。「インザプール」奥田英明。まぁまぁ。そして、待つこと20分、おとんを確保。その間に珈琲牛乳を飲む。そして帰る。原稿。3時頃就寝。
1日
8時ごろ目覚める。原田家の習慣のオトンが雑煮をつくってはる。ひたすらもくもくと食す。御節。壮年のころはもっと食べれたものだが、あまり食べれなくなっている。昆布巻は美味だった。そして、ねむさに負ける。寝る。しかも歯磨きせずに。大失態。どうも実家にいると自分を甘やかしてしまう傾向にある。昼ごろ起きる。ばあちゃんとこに行くと言われて、まぁ例年の営みとて、と動向。あるいて10分の祖母の家。ご挨拶をして失礼する。原稿原稿。今日は静か。ひたすら原稿原稿。夕方、母方の祖母に会いに行く。再度、車運転。よぼよぼと運転。ラジオからは新春漫才。ああ、それはめでたいことですね。わるくない。FUNKY802。そして従兄弟に会う。こう書いてみると親戚とかにまめに挨拶行くのね、私。とか思ったけど、比較対照ができないので不明。従兄弟の子供が激かわいくてとろけた。帰って原稿。晩飯は御節の残り。机の上にウーロン茶ゲット。喉の渇きを潤すことが出来た。携帯に、あけましておめでとう関連のメールがいくつか。今思い出したけど返信できていない。なんだかなー。昔はもっとちゃんと返信とかできてなのになー。最近、どうも失念してしまう。特に携帯メール。すごい不覚。忙しいっていう言い訳じゃなくてなんだろうなぁ。携帯にメールきて見て、でもそれって作業中だから、その時は返信できなくて、で、そのまま忘れるっていうありがちなパターンなわけだけよね。それから抜け出るにはどうしたら良いのだろう。見るのを暇なとき(=レスできるとき)に限定するとか?でもそれだったらエマージェンシーに対応できないしなぁ。ああ、携帯に緊急度をつけるシステムがあったらよくない?「いますぐ見ろ」「その他」みたいな。で、その他のメールは1日1回受信に設定しておくの。0時とかに。じゃあ、その時みて一気にレスできる。これよくない?どうよキャリアさん。まぁいいや。で、ともあれ、原稿原稿。めでたくねーよ、と呟く。実家に届いた年賀状を見る。おー写真入りっていいやんけ、と思う。そして、原稿。で、幾つか所用含め電話。久々に自分から電話というものをするが悪くないと思った。1つの原稿をやっと片付け3時ごろ就寝。
2日
昼間に起きる。寝すぎだろ。風邪がひどい。鼻水がスプラッシュマウンテン。ワセリンずるい。ともあれ、原稿原稿。昼は、なんか食べる。忘れた。おせちの残り?雑煮かな。で、雨。げんなり。買い物もいけねーかしら。で、時間がきたので出かける。16時半に梅田着。御堂筋線は相変わらず混んでいる。HEPの1回で皆を待つ。羽生さんの「決断力」読む。かなり面白い。そして、みなが揃う。三回目の関西飲み。東京に住んでいる関西人たちがふらっと集っている。東京で会え、という突っ込みはその通りなのだが、みなさまご多忙なので正月以外は一同には会えないという罠。なんか大人数で飲むというのも久々の気がして非常に楽しい。ひでさん、みかさま、うっちー、りょー、りゅーご、ゆあさ君、そしてお医者さん。久々にビールを飲む。1杯目で限界。一件目はノストラジック感漂う水滸伝。梅田花月の裏。次はキリシタンカフェ。ひたすらノンアルコールのマンゴーシェイクを食す。プリクラを取る。いま、プリクラの人気が再度復活してるんだってね。なんか激しい感じのプリクラになる。思ったより楽しい。おすすめ。しかも携帯にまで送信してくれる。凄い。そしてチャーリーブラウン。最後まで残ったのは4人。5時まで談話。プリュッツェル。僕は、そのまま関空へ直行。6時45分の便で東京へ。ちなみに往路で3万円。飛行機と値段は変わらない。ただし、朝一の便は混んでいた。余裕でばくすい。羽田でモノレールに乗り換え浜松町へ。そこから歩いて帰宅。コンビニでフランスパンもどきを購入。およびミルク。帰って原稿しようと思うが睡魔に負けて寝る。12時ごろ起きるが頭痛がスパークしてのたうちまわる。偏頭痛の再来。悪夢。死ぬ。薬飲む。また寝てしまう。16時ごろ起きる。新聞読む。年賀状がポストに。紙の力は凄いとやっぱり思う。なんでか紙媒体がすきなんだよなぁ、とか。世界は平和だと再確認。気付いたら夜。時間が盗まれた。しょうがないので走る。東京タワーは今日も元気。ipod+買うかどうしようか悩む。そして、ストレッチをしながら途中まで見ていた三丁目の夕日を見る。みな泣いたという話だが個人的には泣けなかった。単にあの場所がどこなのか知りたい。桜田通りが曲がるところあたり?大学ら辺?不明。そして風呂。ねむい 睡魔と闘いながら明日締め切りの原稿をがんばるマン。洗濯する。メールだす。家に無事きたくの報告。宅急便の再配達を手配。itunesに逃亡。何曲か購入。年末年始を振り返る。例年になくヘビーデューティな年越しだったと思う。しょぼん。あ、ブログ更新しなくちゃクリスマスのままだ、と思って、さすがに年を越さないとブログが時化ると思いブログを更新する←今ココ。

2007年01月09日

2006年、原田の眉間を刺激した小説12冊

さて毎年恒例(嘘)の本紹介です!

本がないといきていけまっせん!今年もなんだかんだ100冊くらい読んだでしょうか(多いか少ないかは別として)。社会人なって読めなくなるかおもたけど、仕事で疲れたら、逃げるように読書していた記憶がある。

ということで2006年読んで面白かった本10冊(発売日が06年ではなく原田がよんだだけ)。

去年はこうでした。

2005年、原田の脳髄を刺激した小説12冊

こんなのも書いたなぁ。

最強の現代青春小説 12冊

ちなみに、一作家一作品に縛りました。でないと、伊坂さん、石田さん強すぎる。
ほんでは。


■番外 模倣犯

模倣犯1
模倣犯1
posted with amazlet on 07.01.09
宮部 みゆき
新潮社
売り上げランキング: 48932
おすすめ度の平均: 5.0
4 覚悟を持って読んでください 二三日徹夜が続きます
5 渾身の大作 破壊された人格が生む悲劇
5 大作

番外にしたのは1月くらいに読んだから感動が薄れていて、順位に入れにくかったから。

あと、壮大すぎて評価難しい。面白かったという記憶はある。ミステリーの女王、宮部みゆきここに健在。

でも江戸ものばっかりかかんと、たまには龍は眠るとか、レベル7とかみたいなの読みたい。ドラクエしすぎだ。

■10位 流星たちの宴

流星たちの宴
流星たちの宴
posted with amazlet on 07.01.05
白川 道
新潮社
売り上げランキング: 93860
おすすめ度の平均: 4.0
4 狂った時代に踊った日々
4 ブラックマンデーの翌朝は?
5 バブルの裏側で繰り広げられていたドラマ

広告代理店出身の作家って有名なのは3人くらいしかいなくて、1人が、なんちゃらという人。萩原浩?

ともあれもう1人が、あれだよ いおりさん。藤原伊織。あと、あれだ。この人、白川さん。だよね?嘘?

まぁ、ともあれ。面白いよ。バブル前の、株の世界に飛び込んだ男の物語。半分実話だとか。ヤクザとの絡みとかサンクチュアリを思い出して面白かった。

この人は短編で知ったなぁ。なんちゃらグラスっていう短編がよかった記憶が。

■9位 阿修羅ガール

阿修羅ガール
阿修羅ガール
posted with amazlet on 07.01.05
舞城 王太郎
新潮社
売り上げランキング: 8255
おすすめ度の平均: 3.5
4 すごいとは思う
4 どーん!
2 純文学?

なんだっけ?現代の新鋭3人集の1人。

いわく、佐藤 友哉と西尾いしんと舞城 王太郎。だったよね?嘘だったらごめん。ノベルスの王者か。メフィストの3人集だった?まぁあやふやな記憶。

ともあれドッタバタが面白い。

メモを見たらこう書いてた。

後半が、カオスに向かって加速しすぎ。 リミッター振り切っている。

■8位 ゆっくりさよならをとなえる

ゆっくりさよならをとなえる
川上 弘美
新潮社
売り上げランキング: 71072
おすすめ度の平均: 4.5
5 ゆっくりさよならをとなえる
4 さびしさがうつるけどたのしい
5 かっこよくて憧れる!

なんか内容ちっとも覚えてないのだが、すげー面白かった記憶がある。

それから川上さんに傾倒して文庫はかなり読んだ。

どうせ○○のようなヌルイ小説だろ、とか思ってたんだけど、独特の世界は凄い。いや、凄いっていう形容詞って、非常に語彙が貧困な感じがするけどあれですよ。じゃあこういえばよいかな?

河童とシリトリしてまけた時の心境?
そんな感じ。

難しい言葉で言えば、四角定規。

なにしろ小説を書くときには、 なるべく直接な説明というものをしたくない。「悲しかったです。」と書く代わりに、「空がとても青くてジェット機も飛んでいて、私はバナナパフェ が食べたかった」などと書いてしまうのが、小説である(多分)。


■7位 上海ベイビー

上海ベイビー
上海ベイビー
posted with amazlet on 07.01.05
衛 慧 桑島 道夫
文藝春秋
売り上げランキング: 125991
おすすめ度の平均: 3.5
4 色々な単語が思い浮かんでくる
1 日記
5 表現がとてもキレイ・・・

これ前のエントリーで書いたから説明省く。

上海ベイビィ

■6位 MISSING

MISSING
MISSING
posted with amazlet on 07.01.05
本多 孝好
双葉社
売り上げランキング: 105257
おすすめ度の平均: 4.0
3 MISSING
4 結構好きです。
5 痛々しい程・・・

本多さんはめっけものだったね。

06年に出会った一番良い作家かも知れない。短編が多いんだけど、なんつーか、雰囲気がいいんだよ。春樹系?ちょっと違うかな。

でもウィットが聴いていて。事件はおこらないんだけどね。なんつーの?土曜日の転寝からめざめたあとの布団のぬくもりというような嬉しさ?

この短編の瑠璃っていうのが珠玉。

下記も原田ライブラリより。

この比喩、すばらしすぎないですか?これに共感してくれると嬉しいなぁ。嫌いな人は嫌いだけろうけど。

一ヵ月後に訪れたその年の夏は暴力的とも呼べる暑さだった。 「文句あるなら言うてみいや」と太陽がなぜか関西弁で啖呵を切りながら空を独占していた

女の人は警戒した顔つきで聞いた。パーマのかかった髪を乱暴に後ろで結びワンピースを着ていた。べつにどうでもいいんだけど、裸ってわけにもいかないし、という感じの着こなしだった。
ご飯とおかずが一緒になっているという理由でオムライスを好むタイプだ。

「ダースベーダがきたことにしよう」と僕は自分に言い聞かせた 「夜中にダースベーダがやってきて、ライトサーベルで車をむちゃくちゃに壊したんだ」 「どうしてダースベーダが車を壊すのよ」 散歩中の犬と飼い主とをまとめてひき殺しそうになりながらルコは僕に効いた 「きっとそこにルークスカイウォーカーがいると思ったんだ」と僕は答えた。


■5位 運命の息子

運命の息子〈上〉
運命の息子〈上〉
posted with amazlet on 07.01.05
ジェフリー アーチャー Jeffrey Archer 永井 淳
新潮社
売り上げランキング: 73355
おすすめ度の平均: 3.5
2 ラストで台無しに・・・
4 運命のいたずらに翻弄される双子の兄弟の話
3 もうそろそろ飽きてきた。

ひさびさにアーチャー読んだよ。
牢獄なげーよ、オッサン。

中学校のころからだから、かれこれ10年以上も溺愛する作家。
いろんな意味でイギリスを代表するオッサン。短編が強いけど、独特のアーチャー節の長編も有名という両方できる鬼な人。両方できる人ってあんまりいないよね。

こんかいは後者。いわゆるアーチャー的物語。立志伝?

成長物語っていうんですか。いわゆるドラゴンボール的。ちっひーとかに是非とも読んで欲しい。

あと政治関係の本としては昨年、「ダイスを転がせ」も読んだけど期待していたわりには、超いまいちで泣けた。

■4位 秋葉原@DEEP

アキハバラ@DEEP
アキハバラ@DEEP
posted with amazlet on 07.01.05
石田 衣良
文藝春秋
売り上げランキング: 38933
おすすめ度の平均: 3.5
4 漫画のような読み易さ
1 ラノベ?
2 専門家にはオススメしきれない

いやーなめてたよ。てかさ、石田良衣さんってさ、何からよんだったんだっけなあ?なんか初めて読んだ本がイマイチな本で、ちょっと苦手な印象があったんだよ。

でもさ、この本を友達が読んでいるのを見てためしに読んでいたら感動した。泣けた。

なんてここまで完璧なエンターテイメントを書けるのだ、と。いやラストに関してはみなまで言うな。やむなし。

それから、14と娼年を再読。さらに、ウェストゲートパークまで読んでしまった(ドラマ化されて毛嫌いしていたのに)。

いやー、エンターテイメント性を批難する人もいるかしらんけど、ここまで完璧にドラマトゥルギーを書き切れたらそんなの凌駕しますですよ。R25のエッセイもちゃんと読むようにしよう。

このベタさ加減がかっこいいんだ又 ↓。

わたしたちは本源的な予測不可能性を指して未来という

■3位 ダブルダウン勘繰郎

ダブルダウン勘繰郎
ダブルダウン勘繰郎
posted with amazlet on 07.01.05
西尾 維新
講談社
売り上げランキング: 56122
おすすめ度の平均: 3.5
4 西尾が
4 一番『楽しめた』一冊。
5 とてもよかったです

西尾さんいいよねー。天才だよねえ。森さんいなき今(います)、もうノベルスを背負うのは彼しかいない(そんなことはない)。

でもちょうど「彼がいなくなったら、小説界つまんなくなるよなぁ」と言っている友人がいて、なかなか同意。○談社の○藤兄とも意気投合した覚えがある。

まぁ最高傑作は戯言シリーズという向きもあろうが、僕は全部読みきれてないので(3作目あたりまで、たしか。くびきりハイスクールまでだったかな)、ともあれ、これよかったよ。

あと、なんだっけ?「りすか」もさー、「またシリーズものかよ」と思ったけど、さすが維新。すげーよ。泣けた。あの筆力とこのスピードハンパない。てか、彼って僕より年下だったのでは?違う?

ともあれ、これは清涼院流水と組んでいるとかんでたけど、登場人物が流水さんの人なの?知らないんだけど。これもつい先日仕入れた情報なので未確認。流水さん本なげーよ。挫折した記憶がある。

ともあれ、これかっけーよ。

ベタだけど、ベタにかっこいい引用。

カールマルクス曰く最後の言葉なんてものはいい足りなかった無能のためにある


■2位 四季 春

四季 春
四季 春
posted with amazlet on 07.01.05
森 博嗣
講談社
売り上げランキング: 3140

森さんは四季で才能を使い果たした説もあり(友人曰く)。

スカイクロラシリーズが好きな人はいいんだろうけど。こないだ読んだなんちゃらも泣けるほどぱっとしなかった。でもエッセイはやはり今でも読んでしまう。

ともあれ、でも、この四季だけでも、なんというかそこら辺の小説家をなぎ倒すほどの力があるような気がする。

いわばM&Aと、なんちゃらシリーズ計20冊前後の集大成にあたるこの四季。四巻セットだけど(春、夏、秋、冬)。

てか、やっぱり、森さんのこのシリーズは、「すべてがFになる」から全部読んで欲しいですよ。この伏線に感動しますよ。20冊以上の物語が絡まって1つになる瞬間は鳥肌もの。さいかわ先生萌え。

■1位 重力ピエロ

重力ピエロ
重力ピエロ
posted with amazlet on 07.01.05
伊坂 幸太郎
新潮社
売り上げランキング: 2989
おすすめ度の平均: 4.0
4 うらやましい兄弟愛
5 春が二階から落ちてきた。
5 未知・悲壮・繋がり

これもいつぞやか引用したけど、やっぱり伊坂さんすげーよ。

も引用したけど。

「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」 春は誰に言うわけでもなさそうで噛み締めるように言った。 「重いものを背負いながら、タップを踏むように」

「ピエロが空中ブランコから飛ぶ時、みんな重力のことは忘れているんだ」

まず、どの小説もほぼ平均以上のクオリティがある。

重力ピエロを筆頭に、砂漠だとか、オーデュポンだとか、陽気なギャングだとか全て死ぬまでに読んでおきたい一冊。ただやはり青春ものか。

前までは、友人に「何の本おすすめ?」と聞かれたら、安全牌として「村上春樹」「ポールオースター」「村上龍」「宮部みゆき」「山田詠美」あたりを相手の嗜好にあわせて勧めていたのだけど、最近は伊坂いちおし。

さてさて。
昨年内にしようとしてたのに年が明けてしまった。

なんかおもしょい本あったら是非とも教えてくださいまし。

さて、本年もがんばりませう。

2007年01月14日

新年の目標ってヤツ

diarrry.bmp

新年明けて今年の目標などをよく散見するします。
で、ふと思ったのだ。

「何かをする」ということは「何かをしない」と同義なのだと。いや、それって確かに前から色んな人が言っていたけれど、自分でやっと実感できたというか。

というのもさ、常に人間ってのは、パフォーマンスマックスにして生きているんですよね、恐らく。意図しようと、しまいと。

いわく森さんの言葉を借りるならば「人間はその時、その時、もっともしたいことをしている」というのと同じ原理。これはどういうことかというと、「留学したいんですけど・・・」という人は、留学したいのが第一プライオリティではないから留学していないわけで、結果的に、留学していないという「したいこと」をちゃんと実現させているという現実を指摘しています。つまり、そこには「恐れ」や「不安」「金の問題」など諸般のものがあるんだけど、それらを勘案すると「行けない」あるいは「行かない」という答えだからこそ、その人は留学行っていないわけなのです。ちょっとややこしい説明だなぁ。ごめんなさい。

ともあれでも人間ってのは、それぞれが常に100%の力を出しているんですよ。きっと。ぼーっとしている時間だって「ぼーっとすること」に100%の力が注いでいるわけです。あ!こう説明した方がわかりやすいかも。力というよりも時間。つまりですね、「ぼーっとする時間」に10分費やしていても、「必死で勉強」していても10分。同じ10分。それって、ある種のパフォーマンスから言えば同じ程度です。そういうわけで、人間は常に1日24時間のパフォーマンスしかもてない(もちろん別の見方をすれば、質を高めてパフォーマンスを上げるという方法もあるけど、それさえ別の見方を見れば80%の力でやることに100%の力を注いでいるとも言える)。

ということで、結果論として「何か新しくする」場合は、新しく何かを「捨てざるを得ない」です。この「ざるを得ない」ということを理解したのが、今回の原田の自分自身で得心した点。「そうか、何かを捨てた方が良いのではなく、捨てなきゃ新しいことはできないのだ」と。

つまり、100もってんだからさらに5個のBOX持てないわけで、5BOX捨てようぜ!ってなトコロテン方式。

そうなんですよ。

だから、「今年の目標はこれ!」という人がいれば「では、今年捨てることは?」と聞く必要がありますね。

百式さんなんかも新年に向けて「更新しないコンテンツ」と挙げられてはりました。去年のですが。

今後のサイト運営について | i d e a * i d e a

で、それってば目標設定だけに限らないような気がしていて。

たとえば、仕事で「やったるで!」という人にも当てはまるのではないかと。たとえば仕事、ということだけど。

つまりいままで100%の力で仕事をやってはったわけです、良かれ悪しかれ。なのに、いきなり、それ以上のパフォーマンスを出すことは理論的にはできないわけで(物理的には可能。cf コカイン)。

そうすると、今より良い結果だすには、何を犠牲にするかを明確にわかっておく必要があるんだな。で、実はそれってば「仕事の合間にしていた息抜きを捨てる」という論法もあって、その場合は客観的に見ると、仕事のパフォーマンスだけがあがっているように見える。犠牲はない。でも、ミクロで見るとそういう犠牲が存在するのだけど。

でも、そういう仕事関連の要素を犠牲にするのはリスキーだと思われる。なぜなら独立事象でないから、その要素を削減した場合に、「仕事の結果」というパフォーマンスにどのような影響があるかわからないから。

つまり「睡眠」と「仕事のパフォーマンス」も独立していない。お互い関係しあっています。だから、睡眠をゼロにすると、そのコスト削減分が全部仕事のパフォーマンスにプラスされるかというとそういうわけではない。さらに、蛇足だけどパフォーマンスは隠遁の法則があるから、ある一点の分水嶺以上は、投入したエネルギーよりも効果が悪い。当たり前だけど。

だから、そういう関係性のものではなく、独立したもの(勿論完全した独立事象なんてものはない。1個人が1個の身体しか持って居ない以上。しかし相対的に独立したものを見る必要がある)。たとえば、うーん、なんだろう。夜寝る前の長電話とか?それがストレス解消という効用を持つのではなく「習慣で行っている事象」の場合は、独立した事柄と言えるかも知れない。

それを捨てると、その分を仕事のパフォーマンスに当てるのは妥当な判断だろう。尤も関係しているから悪いというのではなく、関係していると計算がしにくいというだけなのだけれど。

ともあれ、そんなことを思った新年でした。

あ!しまった。あと、昨年は長いブログというものに挑戦していたんだけど、飽きたので今年は分量を減らして、回数を上げることに挑戦して見ようと思います。でも、しょっぱなからこの長さかよ!

トライアスロンも挑戦したいけどタイミングがなぁ。死ぬまでに1回は。

2007年01月20日

筒井康隆御大のお言葉

第16回三島由紀夫賞選評

はてブより。2003年だかの記事らしいけど。

三島由紀夫賞の選評です。「阿修羅ガール」という本の。

書くことが他にないのかと思えるほど男女の愛やデートやセックスの話ばかりであり(何度も言うようだがセックスとは書くものではなくするものだ)

キッタコレ。筒井御大節。

 近年、某社からやたらに若い女性の書き手が登場するが、本来的に二十歳以前の文学は無理なのである。

しかし、あの後も女流作家はどんどんでてきていらっしゃいますよ!
最近は、オナコーラというファンキーな人まで!本は面白かった!

タイトルは「私のセックスを笑うな」。何がよかったかって、高橋さんのあとがき!

だいたい井伏鱒二やトオマス・マンが毎年ふたりも三人も出るわけがないのであって、売り出すとすればまさにその年齢でしか書けない感性によるしかないのであろうが、そんな才能だけでいつまでも書けるわけがなく、大学に入ってからの文学修業など知性の末端肥大や混乱を招くだけであって、彼女たちの将来を考えればティーンエイジャーの文学デビューをここいらで打ち切りにした方がよいと考えられる。

これってあれか。

蹴りたい背中のこと?あるいは金なんちゃら何がしの蛇とピアス?

出版社はホリプロではない。ティーンエイジャーの女性文学者だけで「モーニング娘。」を作ってどうするのか。大人の読者を馬鹿にした所業としか思えず、架空の想定による彼女たちの追っかけめいた若い文学愛好者など当てにしてはならない。

この断言かっこいいなぁ。

うん。実際、わたやりささんの本は紀伊国屋で立ち読みしたけど、何がいいのかこれっぽっちもわからなかった。

彼女たちのデビューを邪魔しようとするものではないので、彼女たちに相応しい別ジャンルでの活躍は大いに望まれるが、少なくとも文学を標榜することは慎んでいただきたいものである。

きゅぁかっこいい。てかここまで引用しすぎて大丈夫かしら。

だろ。
師いわく、小説家になるのは30歳でも早すぎるのだ。40歳からっていってたかなぁ。忘れたけど。サラリーマンせずに小説がかけるか的な。

ちょうど、先日、阿修羅ガールについて書いたところだった。蛇足だけど。

2006年、原田の眉間を刺激した小説12冊

いわく、佐藤 友哉と西尾いしんと舞城 王太郎。だったよね?嘘だったらごめん。ノベルスの王者か。メフィストの3人集だった?まぁあやふやな記憶。

いやさ、僕も文学なんかいう気高い言葉を使う気はないけどさ、うなんか、ふわふわしたよくわからんので賞とりはると、「本の底力」ってのが見くびられてしまう恐れがあるのではないかとオムわけだよ。そうすると先達たちへの冒涜になるわけだよ。だから、やはりここは一線をかす必要があるわけですね。

「あれは単にブームでした」というような。

確か、これも筒井さんの言葉だったと思うのだけどね。

SFショートショートの書評で。

「アイデアだけは抜群にある。しかしアイデアだけで本はかけんのだ。基礎ができていないと話にならん」と。なるほど、と思ったことよ。

ほんで、また別のところで、1999年くらいだったと思うのだけど。もう少し前かな。

「今は、小手先だけ上手い人が増えた。しかし、文学というのは、そういうものではない」と書いていて。おおなるほど。と。

これってば、多分、**のときの**さんのことを評してはったんだと僕は認識したのだけど(ともあれ、それは当時のことなので現在の平野さんとは別問題というか、原田は関知せず)。

まぁ、しかし、あれだよ。

セックスは書くものではなくてするものだよ。村上龍御大にいっておいてあげてください(いい意味で)。

しかし、友人いわくセックスはするものではなく、持つものだ、という深い名言はある。

さらにはセックスはアンカウンタブル(不可算名詞)なのに、回数は数えられるという不思議な単語。ゆえにI have a sexではなく I have sexだった気がするけど、これ回数の場合は?timesがつくのね。なるほど。

あと幸せも望むものではなく感じるものです。

2007年01月21日

どばたたとwikiとwordpressとMT

今日は朝から頑張った。
なんだかんだ半年くらい前からせなあかんかったことを色々やっつけた。

・Movabletypeのバージョンアップ(コレ)。
 いささか面倒で、1から作り直した)

・kazuhide.comのサーバーがボンクラになったので、移転。少々、大変だった。まだドメイン浸透してないや。メールが届かない恐れも。せっかく、サポートが充実しているからと思って高い金払っていたのにいざという時にサポート全然してくれなかった。半年くらい契約残っていたが、背に腹は変えられず移転。

・Wikiを新しく作り直した。
 自分用で使っていたWikiとは別のWikiを設置。
 というか「自分メモ用Wikiのススメ」というエントリを書いてみたいくらいである。

・Wordpressインスコ
 1年くらい前にインストールしたのは、謎にイスラエル人にHackされて事件になっていた。
 新しく入れなおす。

・自分のメモ用ブログをちょこちょこっと修正。

・3ヶ月前から配送されていたのだが、4回くらい受け取れず(確か、配送ってのは3回目からは赤字でるビジネスだと聞いた。申し訳ない限り)、配送会社と大喧嘩。さらには、送付元を巻き込んでの喧嘩になり、やっと今日、受理する。布団乾燥機、空気乾燥機、水枕などなど(非常に謎感溢れる)

・年賀状を半分位見る(なんか一度見るタイミングを逃して、見れない状況におちいっていた。時間できたときにゆっくり見ようとしたら、もう1月も終わり。人生とはままならぬもの。)

・Movabletypeの新しいCSSがよくわからず困った。

・ツタヤでCDを借りた。キョンキョンを借りた。

・ジムでお世話になっているひとが辞めるそうだ。残念。

・本が必要で六本木のABCまで自転車で。間違った本を買う。

・原稿がんばった。偉い俺。

・外付けHDDが一杯になったので、イランファイルを圧縮、および暗号化。しかし、さすがに50Gを一気に暗号化はできなかったので、もちもちと戦う。

・部屋がまったく片付かないことに憂いを抱く←今ここ

2007年01月22日

なんだか気になる言葉

先日の話。
多分、誰か・・・友人なのか知り合いなのか誰か忘れてしまったのだけれど、いっていた言葉がある。

「電車でね、横の人が携帯で・・・」

という話だった。

その後の言葉は覚えていないし、どんな文脈だったのかさえも覚えていない。

でも、僕はそれを聞いて、なんだかとても気になって、それを無印のメモ帳に書き留めておいた。今日、部屋を片付けていると、そのメモが出てきた。すっかり色あせて、記憶も色あせている。

でも、だからこそ、その言葉に強くひっかかった。隣の人は携帯で何したかったんかなぁ。

「電車で隣の人が携帯で」何をしていたのかが気になったんじゃない。もっと言葉にならない何か。がんばって言うならば「見ず知らずの人と、場所を同じにしたというだけで、コミュニケーションが生まれたという不思議」というような。

SNSやWeb2.0ごにょごにょと今後のコミュニケーションを考えていたので、そんな友人の何気ない一言が物凄く気になった。

いわば、サスペンス映画の最後の辺りにフラッシュバックするシーンみたいな。心臓ドキドキするよ、みたいな。シックスセンス参照。

でも、この「電車の中で隣の人が携帯で」ほにゃららという事を友人から聞いた僕はそれをブログに書いているわけで、よく考えると「今の読者」「僕」「僕の友人」「友人の隣に座った人」「隣に座った人が携帯で連絡を取った人」の連鎖が生まれているわけである。5degress!!!

六人で世界が繋がるならば、あと1人いれば世界がつながりますね(※ sixdegreesはそんな意味ではない)。ともあれ、しかも、それが実はたった一瞬で起こったんですよ。その友達と隣の人が座った瞬間。その一瞬が、結果的には、5次元のコミュニケーションを生み出した。

物語はそこに何も起こっていないのにも、関わらず。つまり、語られるべき内容がないのに、形式だけが右から左に動かされる。

なんだかとっても不思議だったのです。

2007年01月23日

世界に平和を。

いつかの話。

初詣の話になった。そこから派生して、神社に行くと願いごとをするかどうか、という話になった。

その方は「願いごとなんてしたことがない」という。
びっくりして「どうして?」と聞いた。

「もしも願いが叶ってしまったら、その神様にお礼に上がらなければならない。そんなの面倒くさい」

ということ。

その哲学に、私は腰を抜かすほど驚いて。その律儀さに。あるいはその本末転倒な哲学に。

しかし、それはそれとて立派な自分なりの哲学。すなわち誰にも借りは作らない、ってなものだ。

でも、私が言い返した。

「僕は、いつも世界が平和になりますように、と願ってるのはアカン?」

と。

これはマジメな話で、僕は何か願いごとをしなければいけない状況になった時、あるいは、オプションで願いごとを願っても良い状況になると、決まってこのお願いごとをしていた。多分、ものごことつく前からだから、小学校前とかから。謎に仏壇の前でも、こんな呟きさえしていることがある。くわばら。

多分、なぜこんなナンセンスな願いをしているかというと、多分自己の願いは自分で成就させるものだと思っていて、相手がいくら神様であろうと他人任せにするのは癪だったからだと思う。小さいころの自分は。

もうひとつは、惰性で続いてしまっているのだろうね。

ともあれ、そういうと、相手の人はこう言った。

「ああ、その願いごとなら願っても大丈夫だよ」

と。

「なぜ?」と聞き返すと、相手の方はこう言った。

「その願いが叶うことはないから」

2007年01月25日

人に惹かれるということは。

ふと思っただけなのだけれど。

人が人に惹かれる、平たく言うと好きになる、丸めて言うと恋する、って状況のトリガーの話。

きっとそのトリガーにはいくつか種類があって。たとえば、生理的なものもあれば、種の保存的なものもあるだろうし、あるいは性癖(後天的なもの含む)もあるだろう。

その1つとして、相手が理解できないから好きになる、という状況もあるのではないかと思った。

某アルハブロガーの下記の一行でインスパイアされただけなのだけれど。(ちなみに頭おかしいのはこの人です。確かに)


 頭おかしい。惚れた。

つまり、「頭おかしい=理解できない→惚れた」の構図。

これは付加逆で、惚れたからとて相手が頭おかしいとは限らない。

たとえば。

たとえば、村上春樹のピンボール(風のうただっけ?)で「月へ帰りなさいぼうや」と主人公は言われる。それは主人公の現実感のなさ、あるいは不可解さを皮肉ったものだ。

しかし、女はそれでも主人公と共にいる。不可解さが魅力なわけだ、多分。結局、結婚には結びつかないので、悲しいのだけれど。

ともあれ、こういうのってば、世の中に往々にしてある。

自分自身を思い返しても、それが恋愛感情ではないにしろ、理解できない人には、強烈に惹かれてしまうのは、世の理である(男にしろ、女にしろ)。

ただし、条件つきでそれが安全側に倒れた「理解できない」場合に限り(これは森さん独特の表現。安全側というのは、人間が対象をバイアスをかけてみてしまう場合に2種類あるのだが、それが安全側ということ。もう一つは危険側。つまり過大評価が危険側で、過小評価が安全側と考えるとわかりやすい。自分にとっては過小評価されているほうが安全、という意味)。

最近トレンディな(悪い意味で)、ドメスティックバイオレンスも、こういうのと関係しているのかな。全然はなしが違うような気がした。物凄い勢いで。

その理由を考えてみる。

なぜ、人は理解できないものに引かれるのか。

それは多分、人間の生存本能ではないか。人間はとりあえず目に入るものは理解しておきたいという願望がある。だから、理解できないものは、理解しようとしたくなる。

そんな歴史の積み重ねににより、今、人間は河豚が食べれるし、キノコも食べれる。いわば怖い見たさ、ってのがあるのかも知れない。

自然は畏怖すべき対象だけれど、そこに身を投じるのは恍惚でもあるわけで。でも、それは対象を理解しようとするからなのだろうか?ちょっとそれはまた別で、どちらかというと心理学でいうタナトス辺りにかかってくるのかも知れない。あるいは、フロムの自由の概念あたり。権威には、人間はお手上げちゃん。

じゃあ、恋はまた別だな。

護衛本能ではなさそうだな。理解しにくいものは、遠ざけたほうが良いから。

人間のあらゆる行動は、ミーム的な意味での種(時に固体)の保存の原理に基づいているわけだから、きっとそこから解き明かせるはずなんだよな。

あ!そうか。自分が犠牲になったとしても、種(グループ、種族など)としては、対象を理解できるから、問題ないのか。これってば、そういえばザッキーさんが卒論でそういうのを研究していなかっただろうか。

村社会では、キチガイを作ることによって、その村の求心力を高める、というような。つまり、外部があってこそ、初めて内部が生まれるというようなパラドキシカルな構造。

つまり、そう考えると理解できないものを愛するのは、人間全体にとって、それが有意義だからか。
なるほど!心得た。

2007年01月27日

philosophia de nada

情報っていうのは知っているだけでは価値がないのである。

それは別段、どこぞの本でありふれて語られているような「知恵」と「知識」は違うんだ、みたいなことを言いたいのではない。

情報というのは使うことに価値があるのはAgreeされるか。ならば、その運用方法に価値があるということも当然の理。

たとえば。

たとえば、ある株が上がると解かっていてもその株を買わなければその価値はないように(勿論情報垂れ流しとかあるいは別の株で儲けるという手法とかもあるけどまぁ、それは誤差の範囲)。

つまりだね、たとえば、そうだなぁ。

「人生はこうである!」みたいなものすごい真理を知ったとする。
でも、本当にその真理を理解できるのは、あるプロセスとある条件下において可能なわけであって、誰しもがそれを体得できるわけではない。

つまり、一週間で出来るPHPや3日でマスター英会話を読んだからといって、万人が同じ結果を持たないのと同じ。

つまり、問題は是が何を意味するか、ということである。

それは、「情報は惜しみなく出せ」という哲学の価値が再検討されてしかるべきなのである。

つまり、情報を出したがらない人というのは、「この情報は人に知られたら、自分が損するから(あるいは他人だけが得するから)」とかで出さないことが多い。他の理由もあるけれど。

しかし他の人がその情報を知ってもあなたと同じように運用できるとも限らないわけである。

少し話をずらす。よく本や講演や人の話なんかで「情報は惜しみなく出せ。出す人に情報は集まる」という話をよく聞いていて。

まぁ、それってばわからないでもないのだけど、「なぜ」というのがわからなかった。

基本的に原理が理解できないものは信用してはならない、というのもひとつの哲学。

情報出すと集まるというのはわかるけど、それが即ち他の人にとっての情報の価値を下げるわけではない、ということは、時に情報を出すことによって、自分が相対的に損をする可能性もあるわけである。
勿論、+がそれを補う程度あればいいのだけれど、それは非常にケースバイであるから、そこには常にリスクが存在するということになる。

そう考えると、何かしらの条件下、あるいはルール下においての情報価値にはリスクフリーの常にポジティブのリターンを得られる価値があって、そうでない場合は、一概に適した手段とは言えないのではないか。

というのが原田の思いだったわけです。

しかし、上記のように、情報の価値というのは須らく等価ではないという前提にたつと、その情報を公開することで得るリスクは非常に限定的になるのかなぁ、と思った。もちろんゼロではないけれど。

つまり、情報って、生ものなんですよね。有名だけど。
運用しなくちゃ意味がない。価値がどんどん下がる。

そう考えると、へこむ(マイナスになる)ことがあっても、それ込みで運用した方が結果的にはリターンの方が大きくなるような気がした(なぜならそこでのマイナス分はフィードバックという点で+の効果もあるから、マイナスはある程度、相殺される。逆に+は、それの再投資による相乗効果がある。この効用から見ても長期的にはリターンの方が多くなる:前提としてプラスマイナスになる可能性が5割の場合)。

そういうことで、情報は惜しみなく出したほうが良いわけです。

2007年01月28日

グウェンステファニーねえさんとか?

いやぁ。別段なにがあったというわけではないのだけれど。

人の話ってのは怖いですね。そうですね。いや、人というかきっと自分も含めての人間全般の。

というのもですね、友達と電話やら話やらメッセやらするわけじゃないですか。その時に、「誰々」という第三者の話しもよくでるわけですよね。

で、その誰々というのが友達だったら、まぁ問題はないんですよ。友達なわけだから、まぁ、どんなことあっても大体の想定の範囲内(第三者から聞かされる話としては)。知らない人でも問題ない。『知らないから。

怖いのは知り合い程度。

知り合い程度の人の噂話ほど怖いものないね。なぜならその人のこと顔は知っているけど、よくは知らないから、友達から聞いた話がかなりクリティカルに、その人のイメージを形づくる。

しかもさ、そういう話って、多分9割がネガティブな話なわけですよ(原田観測)。それは、悪口じゃなくて、なんというか、そういう話のほうが話のネタになりそうなんだろうね。

で、つまりは、知らない間に知らない人のよろしくない噂ばっかりが回ってくることになる。いや、これワンダフル。ほんとに。ちなみにしゃべる人は悪くない。むしろ、そういうのは情報格差の均質化に寄与するので問題なし。問題は、噂のネタになるという行為のおそろしさ。あるいは、それを増幅、ないし誇張されてしまうパーソナリティの源泉。

たとえば、誰々が合コンで何々、とか。
誰々がメールでいきなり何々、とか。
彼は/彼女は○○だから○○だ。

みたいな。

いやさ、私もそんな言葉に基本はまどわされたくないっすよ。でも、一回頭に入って形成される先入観って強いのですよ。しかも、それなりに信頼している友人から聞く話だと特に。

そういうのを自分が色々聞いていると、改めて悪いことはしちゃいかんなぁ、と痛感するわけです。悪いこというか、あばかれて辛いこととか。うん、悪いことってより、恥ずかしいことはすると危険だなぁ、と。

いや、こんなこと書いている僕も当然例外ではなくて、きっと他者様へは、ネガティブな話が伝わっていることは多々あると思って、もうその辺は床屋の井戸に向かって叫ぶしかないわけだけどね。

なんつーか。

まぁ、いいや。いわく「陽のあたる道を歩め」というか、なんというか、ね。

まぁいいや。別の話。

先日、作業しながら、MTVをかけていたらグウェン姉さんのドキュメンタリーがあって。これね(↓)グウェン姉さん。

The Sweet Escape

で、ふといろいろ思い出してしまって。グウェン姉さんはノーダウトなわけだが、サンタモニカによく遊びにいっていたころ、車によくかかっていた気がする。

あのサンタモニカの朝の高速の渋滞はありえないわけですよ。カープールさえもナンセンス。1時間くらい時速10キロとかのレベルだったような気もするけど、やや誇張。まぁいいや。

で、グウェン姉さんかっけえよ、やっぱり。マドンナっぽなぁ、と思っていたrあ聞くところによると、マドンナをプロデューサーした人がかんでいるんだとか?

てかマドンナいいよねえ。いつまでも現役。凄すぎる。こないだ雑誌で見たけど毎日2時間とか運動してるんだっけ?女版シュワルズネッガーか。

ということで、グウェン姉さんの会心の一作。はらじゅくガールズも登場です。

動画で思い出したけど、だいぶ前にかんちゃんに教えてもらった動画。


これ。

面白かったー。ショートフィルムなめちゃいけねえと思った。長いので作業しながら聞きながら見るのが吉。


で、動画といえばニコニコ動画。かなり古いいまさらな話だけど。一応おいておきますね。面白いね。

ニコニコ動画(β) | 粉雪 (YouTube)
ここで一番有名な動画?でも大分削除されていた。

ニコニコ動画(β) | リアル ストリートファイター (AmebaVision)
スト2もかなり削除されていた。しょうがないのでリアル版で。

連絡先

esegentleman.png

関連リンク

注目エントリー

写真

www.flickr.com
This is a Flickr badge showing public photos from kazuhide. Make your own badge here.
あわせて読みたい
track feed