連休ということで、山に登った。
きっかけは、ジムで走りながら読んでいた雑誌がきっかけである。
雑誌BRUTUSが山の特集をしていたのだ。
それを見て「おお!いきてえ!」と急に思い立つ。
それまで、山なんて、概念にもなかったのに。
(かなりどうでも良い蛇足だが、
私の地元では、山=「信太山」=「風俗街」の隠語)
ともあれ、即友人に「やまいこう」とメール打つと、
「OK」の旨を頂き、いざ登頂へ向かう。
どの山にしようかと、ぱらぱらとしらべたところ、
・近場
・そこそこヘビィ
・そこそこイージー
という点から、山梨県の扇山を選ぶ。
何より、富士山が見えるということが気に入った。
中央線で高尾山まで行き、そこからさらに電車で30分くらいの距離である。
当日は、快晴ですよ。
おお、もうべっぴんな空。
雲ひとつない。
高尾山までの電車は、
登山客たちで、埋まっていた。
しかし、ぽつりぽつりと駅を超えるにつれ、
順々に人は降り、
日光は、より地に届きだす。
鳥沢という駅を降りる。
改札は、自動改札ではないのに、
Suicaの読み取り機だけが置かれていた。
駅前の自動販売機で、水を買い、
登山口まで1時間弱をぶらぶら歩く。
生粋の方向音痴のため、
何度か道を間違うも、
現地のおじさんたちに助けてもらい、山へ戻る。
穴場なのかどうかわからないが、
殆ど登山客がいない。
独壇場である。
登山口には、お地蔵さんが、山を守っていた。
杉だらけで、花粉症なら、きついところだろう。
(原田は手術したので平気)
なぜか桜が散り
まるで雪のように
木々の合間を彩っていた。
登山口からは、比較的歩きやすい道を、2時間、3時間歩く。
途中、山水が染み出ている。
触ると、当然ながら、ひんやり冷たい。
山だ、と触感で味わう。
たまにすれ違う登山同士と挨拶を交し
息も切れる。
快晴と対するように
どっしりと構えた木々の存在感。
九十九折の坂道は、上が見えない。
そんなこんなでも、
頂上は標高1,000メートル程なので、
そんなに高くはない。
頂上からは、素晴らしい富士山の景色が見える。
月には雲を、花には風を。
そして富士にも雲よ。
「画家になりたいなら、富士山の絵を描くことだ。
誰かは買うから」
という名言を思い出す。
問題は帰りである。
「いきはよいよい、かえりは怖い」である。
ショートカットしようと思ったら、
地図に載ってない道だった。
角度的に70度。
しかも、前日の雨で地面が濡れており、
足場は非常に悪い。
しかも、「クマ出没注意」の看板。
何度か滑って死に掛けるが、
今生きているということは(maybe)、多分死なずに下山できたはず。
帰りは、「君恋温泉」というなんと読むのかよくわからない
温泉を発見し、入浴。
露天ではないのだが、当然、湧き出たお湯で、
少々熱い。
客もいず、貸切で、ゆったりと汗を流す。
「たけのことコンニャクの煮物」をサービスで頂く。
缶ビールを自動販売機で購入し、喉を潤す。
山は良い。
何が良いかというと、
街と隔離されているのが良い。
緑が美味いのが良い。
空気がすがすがしいのが良い。
歩くのが気持ちよいから良い。
良い。
原由子の
「花咲く旅路」を、ぼんやり思い出した。
はるかなる空の果て
想い出が駆けめぐる
なだらかな この なだらかな
名前さえしらない 坂だけど
咲く紫は 旅路を彩どる
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コメント (8)
山にいくと癒されませんか?
ふだんコンクリートジャングル(死語)で暮らしているせいか、自然に囲まれると本来の自分に回帰できる気がします。
もっとも私は山登りはせずに森の中の温泉や高原ばかりいっていますが…
投稿者: Elli | 2006年05月07日 13:56
日時: 2006年05月07日 13:56
癒されます!
社会人なってから、急に、アウトドア志向になりました。
高原、温泉、空、海、山などの単語に感じます。
いやはや、やはり自然は素晴らしい
=日本の緑の価値見直し中。
コメントありがとうございます!
投稿者: 原田 | 2006年05月07日 14:20
日時: 2006年05月07日 14:20
ブルータスに惹かれた。
山に行きたくなった。
そして奥多摩に。
そんでもって、あのブルータスの写真展にも行きました。
新緑の山いいなー。
投稿者: teramachi | 2006年05月07日 21:46
日時: 2006年05月07日 21:46
あれ、良かったよねー
奥多摩はなぜか避けてしまったんだけど。
写真展まで行くとはやるねえ。
趣味あうねえ。
山は良かったよー。
次はロッククライムしたいなぁ・・・
投稿者: 原田 | 2006年05月07日 21:48
日時: 2006年05月07日 21:48
ロッククライムとは!ビンゴ。
21日に屋内のロッククライミング、ボルタリングをする予定。ちなみに初体験。
投稿者: teramachi | 2006年05月09日 00:53
日時: 2006年05月09日 00:53
なにーーーー!!
それいいなぁぁぁぁあ
投稿者: 原田 | 2006年05月09日 06:12
日時: 2006年05月09日 06:12
『花咲く旅路』を思い出したの、すごくわかります。山に登る時、私も必ずといっていいくらいあの曲を思い出します。
山登りはいいですよね。自分がとても優しいひとになれる気がするから。
今度登るとしたら、是非山小屋に泊まって御来光をみてみてください。太陽の光って、目映いばかりの黄金色で、すっごく温かいんですよ。
投稿者: ちびぐら | 2006年05月11日 02:24
日時: 2006年05月11日 02:24
キタ!
「花咲く旅路」に共感して頂き光栄です。
山小屋ですか。
寝るのは、自分の部屋じゃないと寝れない人なんですが
一度は挑戦してみたいと思います。
太陽は大好きで、いつも朝は早めです。
今日は曇りなのが寂しい。
ありがとうございます!
投稿者: 原田 | 2006年05月11日 06:36
日時: 2006年05月11日 06:36