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メイプル夫妻とキャベツ

ジョンアップダイクの作品の1つに「メイプル夫妻の物語」というものがある。
今日は、それの紹介。

ジョン・アップダイクは、そこそこ有名な作家だが、
何が一番有名な作品かは知らない。


メイプル夫妻の物語
メイプル夫妻の物語
posted with amazlet on 06.04.29
岩元 厳 ジョン アップダイク John Updike
新潮社 (1990/10)

■キャベツ

あるキャベツに関してのセリフ。

見てご覧よき美、美しいだろう。完璧な形をしている。

これを聞いて思い出すのは
小学校5年生の社会科の教科書に書いた1つの円の記憶。

多分に漏れず、私も落書きが好きで、
その教科書に、落書きをしていたのだが、
ふっと書いた円が、今まで見たことのない円だった。

ただの一筆書きで書いた円だった。
少しくずれた楕円形の。

しかし、そこには、途切れがなく始まりもない円だった。
これは比喩的な意味ではなく、
実際の意味で。

それはそれは、何かしら、その円の強さに感動して
横の席の斉藤さんに「この円みて!すごい!」と
授業中に声かけたのを覚えている。

キャベツも、例外ではないだろう。

■おくりもの

文脈はすっかり忘れたがメモしていた一部。

贈り物は期待していないときにこそ素晴らしい

まぁ、べたな言葉だけど
これで思い出すのは
23歳の誕生日プレゼント。

イスラエルでの難しいといわれていた
入国スタンプをもらうことが出来た。
ハッピーバースデイの言葉と共に。

■民衆

含蓄に飛んだ言葉。
これも文脈は忘れたけど。

実のところ、彼の頭脳は外科手術でその一部が除去されたように、 いわゆる民衆と考えられている存在を信じる能力を欠いていた。

■不倫

罪悪感を避けて通るのがこの不倫ゲームのおもしろさであり、

だそうですよ。

■キャベツ2

パパだって君なんか嫌いだぞ。キャベツだけが大好きだ。

これも文脈はまったく忘れたのだが
(なんせ、3年以上前のメモ)
とりあえず、今みてもうれしくなる一文。

このような「ぶっちぎり」な一文を読むことが出来ただけで、
その本を読んだ価値があると思えるから、本は辞められない。

本には、たったひと文のぶっちぎりがあれば良いのだ。

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