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すごいデート 2

すごいデート編の2。

すごいデート 1


■誘い方

デートをするには、「なんとなく」では発生しない。そんな山火事のような自然発生していたら、世の中はデートバブルのデートインフレが起きてしまう。しかるべき手段で、しかるべきプロセスを得たのちに、しかるべき交渉を勝てたものが、「デート」の権利を得るのである。それは、まさに、「コロッセオ」のバトルを彷彿とさせる世界であろう。しかるべき手段として、考えられるのが、口頭での誘いや電話、メールなどでの誘いである。手紙でも良いが時間がかかるのが難点だ。まじめに他の手段も検討しておくと、モールス信号がまっさきに挙げられる。しかし、相手がそれを解読する手段が必要だ。他には、ハムという無線手段があるが、これも相手が受信できるかが疑わしい。常に世界は、レセプタードリブンで回っているのであろう。言語は、相手が理解してこそ、初めて存在しうるのである。他の方法としては、夢に出る、家の壁に落書きする、伝書バトなども様々あるが、やはり、コストの面から言って現実的ではない。しかし、現実的ではないというものの、それゆえに、それが価値がある場合もあるので、完全に否定することは出来ない。夢に出る場合は、相手が寝ている時間を見計らって、ひたすらデートの交渉をイメージしながら、相手のお家の方角に向かって邦楽でもかけながら法学を学びつつ、念じれば良い。以上。で、まぁ、手段は、若者の間では、携帯メールが世の中は一般的なのかも知れない。レスポンスの速さや受信側の利便を考えても、妥当な判断だといえる。しかし、おもっきり主観で言えば、携帯メールは、文字数が限られるので、誘い文句に引用とか前文とか注釈とか翻訳を入れる場合は向いていないかも知れない。電話だと、さらに早いレスが期待できるが、相手の事情を勘案して電話しないといけないので、めんどくさい点もある。まぁ、インパクトを狙うなら、夜中の2時とかに電話してもいいが、時にその効用と成功率は比例しないという事実を知るいい経験になるだろう。一番、シンプルなのは、別の機会であっている時に、デートに誘う方法であるが、ナチュラルであり、自然にやさしいコストゼロである。しかし、その時点で、ある程度ふたりきりになる必要があるし、それに、その時点でデートに準じたものをしている場合に限定されることもあり、これは機会を見つければ一番成功率は高そうに思えるが、その分、機会は少ない。そういえば、メッセンジャーで誘うというIT世代の申し子の方法もあるが、相手がタイピング遅ければドキドキしないといけないので、時に、もどかしく、まいっちんぐ(c まいっちんぐマチコ先生)であり、本望。

■誘う文句

文句としては「デートせえへん(関西弁である必要はなんらない)」と、ストレートに行くのが傍流だと総務省の経済白書に載っていた。主流は、何かしら別の「名目」を装ったデートの誘い方である。そのほうが相手を説得しやすく、また、NGでも自分のダメージが少ない。例えばギリシア神話から脈々と続く手法だと「映画のチケットが2枚手に入ったんだけど、いかない?」という方法がある。これは相手の映画の趣味などを把握する必要があるが、名目としては妥当である。もっともこの場合「チケット2枚あって、もう1人誘う必要があるのはわかった。しかし、なぜ私なのかわからない」とコンサルタントならば、その論理的不備を突っ込むであろう。その場合「君のFalling love(c Globe)だからさ」と言っても良いが、往々にして返答に窮する。しかし、そんな質問をしてくる野暮や方には別な手段を用いた方がいいかも知れない。映画以外にも、舞台やコンサート、遊園地や水族館など様々なチケットは有効に働くであろう。さらには、「アウトレットのクーポン券」という謎のツールや、さらに高等なものになってくると「道玄坂イルカホテルの10%(テンパーと読む)割引券」などを使ってもいいが、いずれにせよ、その場合、相手の趣向に添った場合でない限り、避けた方が無難である。なぜなら、「ホテルの割引券があるから行こう」というのは「卵を買ったからすき焼きをしよう」というようなものであり、それは僕がさっき実家で、たまたますき焼きをしこたま食ったから思いついたメタファーである。さらに、熟練度を要する文句として「君とデートがしたいのだ」と剛速球のような誘い文句もあるが、いかんせん、相手のガードを高めるだけであり、攻撃をボディに絞った場合か、寝技をしかけるためのタックルを狙う場合でない限り、クランチに持ち込まれる可能性があり、これも相性次第である。

■飯いこう

「今度、飯でも食いにいこう」というフレーズは、様々な小説や映画やポルノやビニ本やカリビアンで使われているフレーズであり、もっとも普遍性があり、かつ攻撃力がある言葉の1つである。なぜなら、食事というものは、相手が物質でない限り、死ぬまで必要とする行為であり、同時に、話をするに際して最適な行為であり、さらには、仕事終わりの時間からの行為としても、もっとも妥当なポッカリだからである。食事と性行為は密接に関係していると村上龍は言っていたが、デートにおける性行為は、「原則的」には、定義に含まれないので、そこまでの考察は必要がない。ただし、食事、という行為は、「同じ釜の飯を食べる」という行為であるゆえに、よりお互いの関係を近くさせるという効用があると、誰かが言っていた。ただし、蟹は避けたいものである。ご存知の通り、蟹を食べているときには、会話が成立しない。眼前の蟹の身を取るという行為に全力を使うために、口や耳のスペックが下がるからである。尚、よく言われる話だが「焼肉を一緒に食べているカップルは、すでに性交渉済みである」という謎の不文律が存在しているが、原田シンクタンクの周りの市井の方々へのヒアリングの結果、その的中率は6割程度である。ただ、確かに、あの匂いや、肉をむさぼる、箸で橋の端を走る行為というのは、何かしら隠微であることは疑いの余地がないことであろう。これからの結果から、「今度飯行こう」という文句は、非常にニュートラルで便利な言葉であることがわかる。その場合、「いい店を知ったんだ」とか「行きたい店があるんだ」とか「何なに料理好きでしょ」的な、ナンセンスながらもプライドを守った冠をつけることは、「しかるべき手段」のひとつと考えておいても損はない。ただ、その場合、自分の中に飯屋ライブラリがなければ、使いにくい点ではある。いきなり「マクド」とか「よしぎゅう」などにデートを誘う行為は、あまりにもK点超えの高等技術であり、初心者にはオススメできない。

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コメント (2)

しょーた:

すごいシリーズファンになった笑


ありがとう!!
さらに、非常にニッチな市場の深度が深まったよ。笑
コメントありがとね!

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