mixiに少し書きましたが、100キロマラソンに関して。
1月の13日に行われた沖縄は宮古島における
100キロマラソンに参加してきました。
長距離マラソンは、2002年のホノルル以来走ってません。
(ハーフは1回)
しかし、沖縄は綺麗でした。
初めての沖縄でした。
気温は20度前後で、Tシャツでも過ごせるほど。
少し肌寒いけれど。
さすがに海では、泳げません。
付いたときは大雨でした。
この季節は雨が多いそうです。
マラソン当日は、曇り。
朝3時におきて、スタート地点の東急ホテルに向かいます。
5時に出発。
まっくらな道なんです。
街灯がないから。
たまたま月が出ていたので、月明かりを走ることになります。
2時間ほど走り、20キロを過ぎます。
ハーフの距離です。
あと5倍と考えると、へこみそうになります。
長距離のコツは
「とりあえず10キロ走ろう」
「まずは50キロで辞めよう」とか
自分をごまかしながら、走るのが不可欠であるような気がします。
7時ころから、明るくなり、
走るのも楽しくなります。
さとうきび畑を右手に、
海岸を左手にしながら、ゆったりと走ります。
エイドステーションでは
レモン水、水、ポカリなどが出ます。
さとうきびジュースは甘かったです。
夜は、ココアなども出ました。
さすがに食べ物も出ます。
ロールケーキや、バナナ、オレンジなどのフルーツ。
クッキー、ゆめぼしなど色々あります。
昼は、おにぎりと味噌汁が出たのですが
うっかり食べてしまい、腹痛です。
そんな飯食って走れません。
わき腹が、鈍痛が・・・
そんなトラップに引っかかりながらも
50キロまでは、なんとかたどり着きました。
3回きついところがあって、
1回目が30キロ。
2回目が60キロ。
3回目が80キロでした。
30キロの辛さは
「あと三倍もあるのか」というあせり。
そして、少し足が痛くなるんですね。
さすがに、肺と体力は大丈夫なんですが
一番のリスクは、足の筋肉痛なんです。
乳酸。
それが始まるのが
僕の場合は30キロほど。
ホノルルでも、その辺りから辛くなってきますよね。
で、てんぱるわけです。
しかし、40キロを超えると
「ホノルルは終わった」と少し楽になり、
50キロに行くと、あと半分だ、と思えて楽になります。
ちなみに40キロを超えたのは5時間半でした。
50キロを過ぎたのは、6時間前後。
そして、60キロのきつさというのは
足が限界なのに「あとホノルル1本もある!」という辛さです。
足は、もう限界なわけです。
その状態で、フルマラソン1本。
いわば、試験勉強で、3日徹夜して
終わらせた、と思ったら
次は、司法試験が3日後にあるのを思い出した的な
辛さです。
なんか、もう人生なんてどうでもいいや
とまでなってきます。
タナトス到来です。
危険です。
自暴自棄です。
そして、その60キロを
太宰治や坂口安吾と共に過ごしながら
70キロくらいになると
また気合が入ってきます。
あとチョイだ、と。
しかし、30キロは、客観的に見て
どう考えてもチョットじゃないんだけど
人間の錯覚とは恐ろしいもので。
宿の人のアイスの差し入れなどもあり、
あるいは風景を見るフリをしながら
自分をごまかしごまかし走るわけです。
とは言え、
さすがに足が動かないので
歩いて、走る、というようなペースですが。
1キロ10分のペースを守りながら走ります。
ここまで来ると
時間どうこうよりも、足が壊れないかが
心配だったりします。
ブチン、って言ったら終わりなので。
疲労骨折とかねえ。
そして、最大のピークは80キロ。
何がしんどいって、
純粋に足が、もう限界。
村上春樹は
「100キロマラソンでは、全身の細胞を使わないと走れない」と
言っていましたが、まさしくその通り。
足と根性だけでは走りきれません。
身体を少しでも前にする前傾姿勢と、
首を上に向けて、顔を上に向けて。
ふとももは足を押し出す感じになってきます。
腕は、ひたすら振ります。
背が痛くなってきます。
腰が痛くなってきます。
肩が痛くなってきます。
そんな感じです。
で、しかも80キロあたりから
暗くなってくる。
方向音痴の僕には恐怖!
ライトが必須なのに
めんどくさいので、もって着てないし。
もう気合だけで90キロまで。
さすがに90キロに到着すると
気が楽です。
もう、ランナーズハイを超えて
ただ、ゴールしか頭にありません。
謎のノイズが頭の中をリピートしますが
それすら、快楽であります。
で、ラストスパートも出来ぬ体でないのに
東急ホテルの門をくぐると
ある程度の人のアーチが出来ているから
見栄っ張りとして走らざるを得ません。
仕方なく、最後の1キロほどを走ります。
そこで、聞こえる左足ふとももの「プチプチ」という音。
そして右アキレス腱の激痛。
ヤバイやバイヤバイバイタバイヤバイタバイヤバイと
頭がバグりながらなんとかゴール。
制限時間が16時間だったのですが
15時間40分くらいにゴール。
参加者は年齢層が高めで
平均年齢が50歳くらいだったような気がします。
600人ほどが参加し、
僕は、若い方から5、6番目の若さでした。
当日は、歩いて帰れずタクシーで。
翌日も、身動きできぬまま、カップラーメンと
読書で過ごす。
そんな感じでした。
今回得たことは
「根性」でした。
いやー、さすがにエゲツなかったなぁ。
沖縄写真@Flickr


コメント (4)
にぃちゃん走るね~!
投稿者: よっしー | 2006年01月23日 02:00
日時: 2006年01月23日 02:00
いえい!
ありがとうっ。
投稿者: 原田 | 2006年01月23日 09:00
日時: 2006年01月23日 09:00
おめでとう!おめでとう!
投稿者: アイバミカ | 2006年01月23日 14:01
日時: 2006年01月23日 14:01
ありがとうございます。
ありがとうございます!
投稿者: 原田 | 2006年01月23日 14:51
日時: 2006年01月23日 14:51