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2005年、原田の脳髄を刺激した小説12冊

今年も本読んだのです!

ということで、百式管理人さんの
i d e a * i d e a - 2005年、百式管理人の本棚を生き抜いた12冊というエントリーを
模倣。

ただし、僕は小説縛りで。

■総評

学生最後の年ということで、「青春モノ」を片っ端から読んでみた。
結果、ランキングにも、その傾向が反映されている。
あと一重に、僕が春樹ismの継承者であるからに他ならぬ。

ただ、読んだ本は実家に送っているので
忘れている本も多そう。
この1年で「小説」は、100冊前後読んだと思われ。

あとハードカバーは、金ないので、殆ど買ってない気がする。


■12位 無間人形―新宿鮫〈4〉

無間人形―新宿鮫〈4〉
大沢 在昌
光文社 (2000/05)
おすすめ度の平均: 4
5 人物描写が見事
5 愛し方・・・
1 直木賞受賞作として期待して読んだが・・・

ハードボイルド作家(と少し違うけど)、というか、大御所大沢さんの新宿鮫シリーズ。
いまんところシリーズ7まで読んだけど、やはり、これが白眉。

いわゆるサスペンス?ミステリーとは少し違う。
「ずっこけ三人組」をハードにして、ボイルドにして、現代にして、六本木にした感じ。

■11位 ローズガーデン

ローズガーデン
ローズガーデン
posted with amazlet on 05.12.29
桐野 夏生
講談社 (2003/06)
売り上げランキング: 27,151
おすすめ度の平均: 4
4 種をまく
4 『ミロ』に近づける一冊
3 意味を量りかねます。


個人的に、女流作家はあまり身体が受け付けないのだが
桐野夏生さんは読む(あと宮部みゆきや高村薫)。

で、その中でも、これはグっときた一作。
他の作品は、えげつなかったり、リアルすぎてひくところもあるのだが、
これは、恋愛も絡んでいたりして、しっとりと読んだ。

ただ、女探偵ミロシリーズなので、他を読んでないと
ピンと来ないかも。


■10位 誰も知らない名言集"

増量・誰も知らない名言集
リリー・フランキー
幻冬舎 (2001/12)
売り上げランキング: 1,669
おすすめ度の平均: 4.57
5 オレは知ってる、、、名言集!!
5 読まないなんて、知らないなんて、、、、、、。
5 脱帽

リリーフランキーといえば、「東京タワー」なんか呼んでいる場合じゃないよ。
これを読め、と。

名言集は大好きなのだが、
ここまでシュールなのは初めてみた。
難解という意味のシュールではなく、むしろ難儀。

ちょうど親友の高木君も読んでいて
共感した。

とりあえず笑いたいときはマスト。
あ、これ小説ちゃうやん。まぁ、ええわ。

じゃあ、かわりに10位は、13階段で。

13階段


■9位 アルケミスト

アルケミスト―夢を旅した少年
パウロ コエーリョ Paulo Coelho 山川 紘矢 山川 亜希子
角川書店 (1997/02)
売り上げランキング: 1,818
おすすめ度の平均: 4.79
5 シンプルで最高のバイブル
5 読み返すたび、表情を変える1冊
5 響きます。

ジェームスレッドフィールドの聖なる予言を思い出した。

ある種の哲学書。
ただし、ソフィーの世界とは全然違う。

例えば、チーズはどこへ行った系。
ただ、もっと、サンテデュクペリ系。

■8位 一人の男が飛行機から飛び降りる

一人の男が飛行機から飛び降りる
バリー ユアグロー Barry Yourgrau 柴田 元幸
新潮社 (1999/08)
売り上げランキング: 36,081
おすすめ度の平均: 4.1
4 シュールな世界へGO!
5 気難しい人に
4 夢の記憶、149編

超短編集。
神がかっている。
シュールなんだけど、エスプリ効きまくり。

柴田さんの訳。

■7位 ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード (上)
ダン・ブラウン 越前 敏弥
角川書店 (2004/05/31)
売り上げランキング: 331
おすすめ度の平均: 3.93
5 宗教に無関心な人こそ読むべし!
5 評判どおり面白い
5 この本は、ページをめくる手を休めさせてくれない。

説明不要。

まさに「やめられない、とまらない」の楽しさだった。

■6位 取り扱い注意"

取り扱い注意
取り扱い注意
posted with amazlet on 05.12.29
佐藤 正午
角川書店 (2001/07)
売り上げランキング: 110,831

佐藤正午の「Y」も「ジャンプ」も大好きなのだが、
あえてこれで。

系統としては、個人的にはこの本にノルウェイの永沢さんを見た。


■5位 パイロットフィッシュ

パイロットフィッシュ
大崎 善生
角川書店 (2004/03/25)
売り上げランキング: 14,014
おすすめ度の平均: 4.02
4 記憶に育てられるということ
4 ディーテイルが良い
2 うすっぺらい・許せない

青春小説の王道。
魚を飼いたくなる。
アジアンタムブルーも悪くない。

ただ、まったりとしすぎて、嫌いな人は嫌いかも。
個人的には、江国さんに近い作風でないかと思っている。


■4位 雨にぬれても

雨にぬれても
雨にぬれても
posted with amazlet on 05.12.29
上原 隆
幻冬舎 (2005/04)
売り上げランキング: 28,098
おすすめ度の平均: 4
4 暖かく心にしみる
4 内容の濃い文章

日本のボブグリーンと呼ばれる筆者。
ノンフィクションとして、ある種の世界を切り開いた。
立花隆でもなく、辺見さんでもなく、沢木さんでもないノンフィクションの力。

とりあえず僕は、この作家を人に常にすすめているのだが、
ハズレはあまりない。

個人的には、大好きな本の1つ。
一番有名なのは、同筆者の友がみな我よりえらく見える日は

あ、これも、小説ちゃうやんけ。
まぁ、ええか。

とりあえず、このシリーズは素晴らしすぎるので
今度、改めて解説したい次第。

■3位 夜の果てまで

夜の果てまで
夜の果てまで
posted with amazlet on 05.12.29
盛田 隆二
角川書店 (2004/02)
売り上げランキング: 22,216
おすすめ度の平均: 4
5 胸が痛くなる小説
5 胸が痛くなるような恋愛小説
5 身に覚えのある恋愛

盛田さんの名前は知らなかったのだが
これ読んで、彼のほかの本をあらかた読んだ。
日経新聞でたまに解説もしてたはず。

で、これも恋愛小説の王道。
年上の女性と学生の物語。
しかも、港区とかも舞台になり
「これ、近所や」というシーンもあった。

号泣レベル。うそかも。
でも、せつない。

■2位 僕のなかの壊れていない部分

僕のなかの壊れていない部分
白石 一文
光文社 (2005/03/10)
おすすめ度の平均: 2.56
3 う~ん
2 物語として面白くありません
4 死ぬこと生きることを飾らずにまっすぐ見つめる

これは、いわば、ノルウェイの永沢かリヴァイアサンのサックスが主人公的な小説。

天才であり鬼の行動ながらも悲劇に走る男の物語。

■1位 竜馬がゆく

竜馬がゆく〈1〉
竜馬がゆく〈1〉
posted with amazlet on 05.12.29
司馬 遼太郎
文藝春秋 (1998/09)
売り上げランキング: 1,196
おすすめ度の平均: 4.78
5 もっと若いときに読みたかった。
5 ひとの生き様
5 司馬文学を読んでみようかなと思ったら

説明不要。
男の浪漫。

==========


それでは、良いお年を。


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コメント (2)

タカムラ:

今年もよろしくです

上原隆さんを紹介していたので思わず書き込みをば。。
「日本のボブグリーン」のキャッチコピーに惹きつけられ
僕も買ってます。

こういう文章が新聞の片隅にでもいいから載っていてほしいな
と思ってしまいます

だよねー。
けいたが読んでないハズないよねえ。
こういうニュートラルな文章って
どうしても新聞には、少ないよね。
雑誌には多いような気がする。

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