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イスラエルとイラクの夏

夏、と聞いて思い出すのが
イスラエルだ。

なぜなら、2004年の夏、
僕はその国のイミグレーションで
誕生日を迎えたから。

綺麗なお姉さんの笑顔と共に。

しかし、その国は
思ったようも暑くなかった。

多分、それは、イラクから帰ってきたばかり
だったからかも知れない。

イラクは、この世とはかけ離れた温度を持っていた。

これは誇張でも、大げさでもない。

空気が、肺を焼くのだ。
世界一の最高気温を記録しているからこその空気でだろう。
しかも、夏にその国に行った。

サウナを経験したことはあるだろうか?
あのサウナを
服入ったまま入っている感じを
想像してもらえればいい。

そこに、さらに炬燵で寝た時の悪夢と
真夏日の日差しを組み合わせてもらえればいい。

ともかく、「尋常じゃない」
いくら、控えめにいっても
あの暑さは、気が狂っている。

外を歩くと
喉がやられるのだ。

太陽や日差しという段階ではない。
喉が焼け付くのだ。

日差しなんかにあたろうものなら、
即、日射病と熱中症の
コンビネーションコースである。

路上で売っているジュースがお湯になっているんだ。
本当なんだ。

飲んだら暑いんだよ?
ファンタのビンが。

あのイラクの暑さは
もう経験したくても、できないだろう。

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