さて、色はもう飽きたので
次は国縛り。
最初は、ブラジル。
僕が、世界一周に周った時に、
最初にロックオンした国は、
ブラジルだった。
というのも、
リオのカーニバルをどうしても見たかったからだ。
リオのカーニバルは
ご存知の通り、
世界南半球三大カーニバルの1つで、
他には、岸和田のだんじり祭りもノミネートされている。
まあ、当然、カーニバル自体は楽しかった。
スリにもヤラレタわけだが、
しかし、衣装まで借りてドタ参加で、
世界の舞台で踊ることも達成することができた。
しかし、私にとっての
ブラジルは、そのような明るいブラジルだけではない。
例えば、サルバドールの哀愁や、
リベルダージの郷愁だ。
そして、経済格差であり、
死がそこにある。
宿屋は、
過去に二度襲撃されたという話を
自慢話のように話す。
あっけらかんとして、
能天気な国だ。
明日がなくとも、
ストリートチルドレンに笑みは耐えない。
バナナと熱帯と踊り。
その横に横たわる死の匂い。
それが、私のブラジルの記憶だ。
■
阿部さんの本
新潮社 (2004/07)
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ニッポニア・ニッポンという寓話。
第125回芥川賞候補作
物語の終わりと小説の終わりを二度楽しむ
インディビデュアルのころは、
熱狂的にハードカバーで読んだのだが、
なんだか、それ以降、急にさめていた。
しかし、久々に読んだが、熱い。
イイ!このパンキッシュな文体と、
狙った構成。
ある種、現代の「安田講堂立てこもり」
とは言え、星4つ。
感動しない。
母親の描写が上手かった。


