夢夢
最近、よく眠ってしまう。
たちが悪いのは、
それが布団の中でないことだ。
つまり、外で、よく寝てしまうのである。
暇があれば、寝ている。
寝ることで賃金がもらえるなら、蔵が建つほど寝ている。
今日も、とある会場に行ってきたのだが
座った瞬間から記憶をなくして、目覚めたら
もう終わっていた。
実話である。
昨日も同じことが起こったのである。
と、いいましょうか、最近、こんなのばっかりである。
新種のテロかも知れない。
ネムリスト オブ ジョイトイ。
水爆ならぬ、睡爆であり、
うまくもなんともない。
よく考えて見ると、
夢さえも、ほとんど見ていない。
正確に言うならば、記憶に残っていない。
夢食う生き物が、かつての大陸に居た。
しかし、私が魘されているのは、
夢に食われる私である。
夏目漱石の小説で、夢十夜という名作がある。
目が覚めると、虫になっていた、という奴だ。
(作者注:根源的間違いです)
あの物語で、一番印象深いのは、
運慶が、仁王様の彫刻の話だ。
木を掘って仁王を創る、のではなく
実は、木の中に仁王が埋まっていた、
というレトリック。
もしかすると、未来も、明日も、あさっても、
実は、既にそこにあって、
僕は、ただ、それを削りだしているだけなのかも知れないなあ、と。
とはいえ、
歴史の道しるべって、奴はあるらしいと人の言う。
情に棹させば。




キス・ミーのプロモも観れる

なぜ、この映画が脚本賞なのか。不快感が残った。

