本書は、立憲主義という立場から、九条を捉えたもの。
面白い箇所が何点か、あったのだが、そのうちの1つ。
「民主主義は、なぜ良いか?」
これは、けっこう議論される課題でもある。
小生自身、民主主義は、あんまりしっくりこない。
もっとも、旧・民主主義と新・民主主義では
意味も価値も違うのだが。
(前者が、民衆の意見の表象が民主主義で
後者だと、代表の選ぶプロセスが民主主義)
で、それはともかく、ここでは
「多数決がなぜよいか?」の記述が。
コンドルセというフランスの政治学者の理論がまずあがる。
ある集団のメンバーが2つの選択肢のうち正しいほうを選ぶ確立が メンバー全体で平均して2分の1を超えており、かつ、 各メンバーが、お互いに独立に投票するならば、その集団が 単純多数決によって正しい答えに達する確率は、メンバーの数が 増すにつれて増大し、極限的には、1、つまり100パーセントとなる。
というのをベースにして、多数決のよさを説明する。
(当たり前のロジックといえばそうなのだが)
で、後半、アリストテレスの「多数者の英知」が出てくる。
多数者による政治が正しい結論を導くのは、多くの人々が
それぞれ多彩な見解や知見をつきあわせ、総合することで、全体としては
そのうちのどのメンバーよりもすぐれた決断を下すことが
できるからだというものである。
ということで、正解に達する蓋然性を、参加者の数で左右するという方法が。
しかし、これはあくまでも政治の「机上の論理」であって、
たとえばビジネスだったら、話にならないよね。
だって、これは、時間のコストが考えられていないもの。
まあ、でも、面白いな、と思いました。
で、今日も、ドメインハンターな1日でした
破産しそうです、いや、まじで。
あと用事で、銀座行ってきました。
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